1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「11月の読書まとめ感想・とあるSS2+サモンナイトUX2」

というあれで、もう12月です。

今年も1ヶ月切っております。驚愕です。ガクぶるです。

ついこの間、年が明けてさて一年がんばりまっしょい!

と言っていた気もするのですが……。

まあ、それは思い過ごしで、実際色々やっていた一年が、

順当に今年も暮れてきた、という塩梅ですね。

 

その色々やっていたことのひとつが、この月一の読書まとめ感想記事でした。

そして、それに伴う約週1冊の趣味読書も、

今年もちゃんとこなせていたということになります。

 

まあ、何を言いたいかというと、

一年が速くかんじるのは別に変なことでもないのですが、

自分のやっていたことを正しく見積もって、

反省なり達成感なり、次の目標なりを定めるべき季節ですね、

という事を言いたいんですね。

無暗に一年の未達成を嘆く風潮はふぁっきん!です。

 

……まあ、前置きが長いのはいつも通りで、

これは今後直していく課題ということで。

では、先月11月に読んだ趣味本を。

 

 

サモンナイトU:X -黄昏時の来訪者-  

都月景

とある魔術の禁書目録 SS2 鎌池和馬

 

の2冊となっております。

……少ないですね。

いやはや、旅行の準備とかであまり本読んでいなかったんですよね(汗

 

では、少ないですが、さくっと感想行きましょう。

 

 

歴代英雄、続々登場……誓約者の力に括目。

 

 

 

サモンナイト5以前のオリジナルストーリー、第2巻。

前巻でその出自を知った制錬者ミコトを襲撃したのは、

サモン1の勇者、誓約者ハヤト。

今巻には、1や2、3、4の登場人物が成長したりして沢山でてきましたね。

誰が出てきたかは、実際に読んでみて欲しいです。

 

ハヤトが何故ミコトを襲うのかが、本作の大部分を使って語られます。

これによると、どうやらUXでは

サモン1のトウヤやアヤ、ナツミはハヤトとは若干違った扱いです。

それはパートナーも同様で、キールが正パートナーで、

他のソル、カシス、クラレットの三人はその兄妹であり、

本作中、オルドレイクの子として、セルボルト家の立て直しのために動いているようです。

 

ハヤトがミコトを憎悪し、襲撃した理由は、

彼らセルボルト家の残党とのいざこざで、

制練者が介入し、その渦中でハヤトが彼に恨みをもつことが起こったからのようです。

 

その具体的な事柄は、是非本作を読んで確かめてください。

というか、サモンファンの方々は、自分が薦めるまでもなく、

とっくに本作もその先のエピソードも読み進めていると思われますが……。

 

本作で注目したいのは、ハヤトによるミコト襲撃の際の、

数々の召喚術の行使が挙がります。

様子視から波状攻撃、はてはSクラスのフレアヴォルケイノ、

最後には壊滅的な極大クラスの召喚をみせるハヤト。

 

これが誓約者の実力か……と震えます。

 

しかし、UXでは歴代の勇者以外に、ミコトの行動と成長もまた見物のようです。

そのハヤトの超強力召喚術に対して、もてる能力で挫けず立ち向かい、

なぜハヤトが自分を襲うのか、その行き違いを誠実に正そうとするミコト。

 

その結果、ハヤトとの問題は解決に向かう訳ですが、

ミコトはどうも、界をどうこうする力を持っていながらも、

勇者サイドの雰囲気が出てきましたね。

 

それを表わすように、現れた来訪者。

ミコトと対になる制練者。

さてさて、彼がラスボスなのか、どうなっていくのやら。

 

しかし、サモンって人同士の行き違いからくる問題や、

家系や先祖、繋がりがもたらす不和や確執もあって、その解決の物語でもありますよね。

そのため過去作でも、

人の想いの差、すれ違いなどの物語的側面を持っているて、それが

異なる世界の違う種族――けれど同じ生きるモノ同士の、

接触や交流で生じる不和や価値観の違い、

そして起こる衝突からの和解を願っている創作物に感じなくもないです。

 

ちょっとふと思っただけで、

2000年頭からゲームを追ってきている間には、

そんなことは微塵も頭になかったんですがね(苦笑

 

人と人って、簡単じゃないなー、

と思わされるおっさンになったということでしょうか……。

 

ま、それはさておき、続刊を楽しみにして行きましょう。

 

 

短編集。されど、やはり地続き。

 

 

 

SS1の感想時も書いたのですが、やはり本作も完全な外伝というわけではなく、

本編の時間軸と合せて今後に活かされる内容だった考えられます。

 

天然の超能力者、『原石』の保護と収集。

そして、ミサカシスターズの軍事運用。

オッレルスと削板軍覇の衝突。

そして、御坂父と上条父の接近とその仕事。

 

色々またカードがばら撒かれ、また回収もされた短編集でした。

そういう意味で、しっかり本編と繋がっている格子のある1本だったと思います。

 

個人的に、ツボだったエピソードは、

神裂とビキニアーマーヴァルキリーの対決、

御坂父の仕事。

半蔵を追うくのいち、郭のあれこれ(ぽんこつ忍者っぷりが愛おしい……)

 

あとは、リドヴィアとオリアナのシーンですね。

リドヴィアが意外にコミカルで、萌える女性だったという印象を受ける描かれ方です。

 

文章の雰囲気もそうだったのですが、

どうも本作はギャグ寄りにしいていた部分もあります。

でないと、あのリドヴィアのこんな面はお目に掛かれなかったことでしょう。

鎌池先生、ぐっじょぶです(*´▽`*)

 

ときに、読後に気付いたのですが、表紙にいっぱいいた見慣れぬ方々は、

本作初登場者ばかりを集めていたんですね。

しかし、表紙のオッレルスが憐れすぎる……

ナンバーセブンとの闘いではあんなに主役級だったのにw

 

しかし、今年はとある無印を全巻読もうと思っていたのですが、

あと6冊およばず……。

ま、こういうこともあります。

めげずに読書して行きましょう。

 

 

さて、そんなわけで、11月分の感想でした。

12月分は……年内に記事にするかどうかは、未定です。

読書量と、気分と、スケジュール次第ですね。

いや、しかしこの感想記事は、全然閲覧されていない気がするんですがね。

 

しかし、文章練習の一環としての記事なので、

読まれるかどうかは副次的なことで、あまり気にしてもしゃーないと思っております。

 

それでもまあ、もし読んでるよー、という方が居て気分が向きましたら、

なんとなく拍手でもして知れせてくれれば、今後の感想記事につながるかもです。

 

ではでは、年内のやっつけることをやりながら、

読書も楽しんで行きましょうか!ヽ( ´∀`)ノうふふ♪.