1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「読書メーターで1年半以上感想をアップして思ったこと。今週のお題「読書感想文」」

今週のお題「読書感想文」

 

今回は、今週のお題「読書感想文」
で書かせていただきます。

 

タイトルにあるように、
読書メーターを使っています。
2018年末に登録してもう1年半以上になります。

 

基本、1週間から10日くらいに一冊のペースで活字の小説や書籍を読んでいるので、
その読了した本の感想を書いてアップさせていただいています。

 

自分にとってはこれも文章練習の一環で、
前ブログから読書感想、書評記事は書いていたのですが、
ある時期に精神科医の樺沢紫苑先生の『アウトプット大全』
という書籍を読みました。

 

アウトプットによる自己成長について書かれているのですが、
文章面について、
読書感想は読んだ内容の要約の訓練になる、
とあったので、少しでも筆力をあげたい自分は、
ちょっとしっかり読書感想の習慣をつけようかな、
読書メーターなどの読書感想をやってみよう、と始めたのです。

 

こちら、同じ本を読んだ人同士でナイス評価をしあえる、
とてもメジャーなスタイルのコミュニケーション系の読書感想サイトなのですが、

 

まあ、本によってはあまり読了して感想をアップしていないタイトルもあります。
モノによっては読んだ本に登録した人が二桁や一桁で、
感想を書いたのが自分と他数人で、当然ナイスと評価される数も少ないです。

 

これが逆にかなりの人気タイトルだと分母が多い分、

同じ本を読了した人に『既読作品の新着感想』として

目に触れる機会も多くあり、
ナイスされる割合も多くなります。

 

ところが、こういうコミュニケーション系によくあるのですが
(イラスト投稿サイトPixivでも経験した感想ですが)
積極的に他人を評価する人と、
内容がしゃくに触るのかスルーする場合と
(自分も他の人の感想を見て、これはちょっと……ということは何度かありました)
内容はいいけど、こちらと関係性が薄くて利益にならなそうだから
まあスルーしようか、
などの打算でジャッジしていたり、

単純に内容の好みもあるのでしょうけれど、

評価基準が主観ほか諸々の複合であり、ナイス数の付き方はカオスです。

 

純粋に良い内容を書けば絶賛、とはいきません、シビアなはなし。

 

そんななかあまりに評価される目的で利用すると、

どの投稿サイトもですが、

精神的に疲弊して当初の始めた目的を失念して続かなくなる、

というのはパターンのひとつのように思います。

 

そして、ナイスされることで自尊心を感じたいのか、
やたらと他人にナイスしまくって、見返りとしてそちらもナイスをいただく、
という『お互い様相互評価』のスタイルの人がこの読書メーターにもいるようです。

 

これは読書メーターに限ったことではなく、
評価制のネット投稿サイトでは、まあ~ほぼあります、どれも。

 

みんな自分の価値を感じたいのは道理なのですが……、

 

そこでそういう投稿サイトの傾向を知ってどうするかが
その人の裁量であり、器量なのかもしれません。

 

相互評価でも評価は評価であるという面もありますし、
こちらがちゃんと内容でジャッジしても

相手がどうするかは相手の勝手ですし、
内容はぜんぜんうっすい内容でもやたら評価点数は高い人をみて、

自分もこういう手でいこうか、と思うのも、

自分なりのスタンスを貫くのもその人次第。

 

……つまりは、何のためにその行為をしているのか?
を自問して、それに適った選択の行動をするのなら、
どれでもいいと思います。
(それでやった行動にどこかの誰かが乗ってくれるかは全然別問題として)

 

小難しく書きましたが、読書感想の楽しみ方も人それぞれですよね、
という話です。

 

そうしてやったことが、
後の自分の何かに活きること、つながっていくこともあるかもしれない……
評価欲しさも、暇つぶしでも、
文章練習でも、備忘録でも、アウトプットによる自己成長の一環でも。

 

樺沢先生のアウトプット大全の感想である人が書かれているのを見てはっと驚いたのですが、
アウトプットによる自己成長と謳っていますが、
要約するとつまりは、

 

じっとして動かないで頭のなかで不安をあれこれ感じてぐじぐじしていると、
心が疲れて色々問題が出るから、
つまりはじっとしていないで何でもいいから動いた方が良いよ、色々な面で。

それが自己成長にも繋がるし、
病気を回避や改善をしたり、人生を好転させるきっかけになっていくから、
と。

そういう意味を込めて書かれた本ではないか、と考えさせられました。 

 

元になった方の感想はもっとシンプルな文章で、

そのまま引用するのもはばかられ自分が膨らませましたが、
そんな本でもあり、また

 

樺沢先生はあまりにアウトプット押しが強いので思われがちかもですが、

アウトプットひゃっはー!な人じゃなく、
ちゃんと病気の人を見て、そのためになるアウトプットをされているのだな、とも思えましたし、

 

他人の心の問題を見続けてきた人間として、

そこから受ける自身のなかのネガティブを解消する意味でも、

自分で実験する面もあるアウトプットの実践者なのでは?

と、

加えて気づくことができた次第です。

 

だいぶ経ってからのちょう遅いマイペースな気づきですけれどね。

……それも拡大解釈という線もいつだって含むことは忘れず、

実際の書いた考えは当人のみぞ知るですが、 

それでもこうしたことに気づくきっかけに読書メーターはなりました。

そんな意味でも、自分はこのサイトを利用して、読書感想をして善かったと思います。

 

今回は、そんな読書感想のあれこれを
書かせていただきました。

 

みなさんにも、読書による善い出逢いがありますように。

 

ではでは~。