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とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「『とある科学の超電磁砲T.』視聴完走の感想①・前半「大覇星祭」編」


今回は、もう10月今期のアニメも始まっており、
少し遅くなりましたが、
とある科学の超電磁砲T』の視聴完走の感想を
書かせていただきます。

 

本作は、アニメファンのあいだではいわずと知れた『とある魔術の禁書目録」の
ヒロインの一人、御坂美琴を主人公にすえた公式スピンオフ作、
そのアニメシリーズ3作目になります。

toaru-project.com

 

秋の学園都市の体育祭、大覇星祭が前半のエピソード。
後半は、学園都市の暗部組織も交えて、
夢のなかでスキルを習得できる『インディアンポーカー』というカードを起点に
物語が展開。

 

今回は、そのアニメの前半15話までの大覇星祭編の感想を
書いてみます。

 

大覇星祭では、美琴の周囲の黒子たちから彼女の記憶がなくなる事態に。
これはあからさまに精神系能力者の食蜂の仕業。
その美琴と入れ替わって体育祭に出たことで
間違って拉致された御坂妹の救出、
そのために婚后さん、湾内さん、泡浮さんも参戦。
御坂拉致に加担した暗部の『メンバー』の一員、馬場との交戦も。

 

このバトルはお嬢様である湾内さんが裏の裏をかく知能戦で勝利、
この盛り上がりにネガヲタ的な復讐を口走る馬場くんに
美琴が圧巻の力の差をみせたあたりも爽快であり、
美琴の主役級の器を感じます。

 

馬場くんはこのあとストレスでげき痩せする模様。

 

この御坂拉致は、彼女を使ってなにか計画実行を行おうとする
木原幻生の存在が。
食蜂は彼との対立から美琴との組んでの行動へ。

 

これまでつんつんとした間柄の二人だったが、
ここにきて共同戦線。

 

このあたりで食蜂さんの運動おんち(うんち)や
危機に駆けつける上条に乙女な笑顔をみせるなど
彼女の本当のキャラ性が描かれています。

 

食蜂さんについてもっと知りたい方は、
漫画『超電磁砲』の他、
小説『新約・とある魔術の禁書目録11』チェック。

 

……といっても、自分も新約はまだ16巻までの読書で、
その後彼女がどうなっていくかは知らないので、
大きなことは言えません。

 

外装代脳(エクステリア)を利用してミサカネットワークを掌握した幻生は、
御坂をレベル6へとシフトさせる暴走を開始させる。
これによって異形と化した美琴を、上条が駆けつけ、
さらに選手宣誓もした削板が加勢に。

 

このバトルで上条が削板にお姫様だったされるのは誰もがおいおい、
と笑ったことでしょう。
個人的に、ぶん投げられて
「そぎいいいいいっ」
と叫ぶ上条が、削板を『ソギー』と愛称で呼ぶ二次創作にもなるのでは
と思ったりもしました。
カミジョー&ソギーで背中を預けてあった戦う、とか
少年バトルものとしても熱いし、
腐な方々も喜びそうではある、と。

 

御坂の暴走は食蜂の知略によって幻生に打ち勝ち、
辛くも収められた……かに思われたが、爆発しそうな力を
上条の右腕から出た8体のドラゴンが鎮める形になった。

 

このドラゴンは、上条の右手関連なので、
本来は超電磁砲本筋ではないのですが、
前半の大覇星祭編では美琴が救出される側なので、
上条さんぐっじょぶです。
こういうのは、2期の『S』でも一方通行から美琴を救出する上条さんの役回りがあったように、
超電磁砲は前半は美琴が助けられて、
後半は美琴が活躍してヒーロー的に助けるというスタイルが確立されそうで、
(今後のシリーズで一貫してかは定かではありません)
いいようによってはヒロインとヒーローの二役を演じるのが彼女なのでしょう。

 

その裏では黒子と警策看取のバトルも。
このバトルでは警策の目的であるクローンドリーへの想いと、
彼女の死亡への学園都市への復讐が絡んでいたようです。

 

ところがこのクローンドリー、実は食蜂とも関係があり、
後半のドリームランカー編ではドリーの代わり身と食蜂、警策が三人で関係性を持つようになります。

 

前半戦の終わりに、
黒子が我慢できずに『とんだ』『友達』『天上の意思に近づくレベル6』など
本作のタイトル『T』の意味合いが分かってきます。
上記の三人のトリオ、もまたそうだということでしょう。

 

この辺でいったん、現在の感染症の都合で放送の続きを延期に。

 

しばらく後に後半、天賦夢路(ドリームランカー)編が開始されました。

 

今回はここらで。
次回は後半の天賦夢路(ドリームランカー)編の感想を
書かせていただきます。

 

ではでは~。