1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「新年2024年、明けて7日目。震災を経てのごあいさつ」

 

2024年の年が明けて、今日はもう7日ではありますが、
遅ればせながら当ブログでも新年のご挨拶をさせていただきます。

 

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

けれど、
皆さんご存じのように、
去る1月1日に石川県の能登地方でM7以上、震度7の東北大震災クラスの
大きな揺れを伴う地震がありました。

 

実は、自分は能登の南、石川県の中心である金沢市に隣接した土地に在住していて、
当日はかなりの揺れをこちらでも経験することになりました。

 

新年のあいさつを行うにとどめたい記事ですが、
今回のことの衝撃と、経験を日記としても書き留める意味で、
少しこの1日からの様子を書き連ねさせていただきます。

 

地震の影響


ウチは家屋の倒壊というレベルでこそありませんでしたが、
三が日も昨日6日までは震度2~5くらいの余震が散発的に続きました。

 

割と海にも近かったため、海抜差を気にして、
もし津波が来てしまったとして
自宅や周辺は大丈夫なのか?
なども心配することにもなりました。
そのことについては、当日になって事前にもっと調べておくべきだったと
焦り後悔するはめにもなりました。
内陸ならともかく、平野部でも津波の可能性がある地域では
津波の高さと海抜差について認識しておくことは大切でしたね、やはり。

 

でも単純な話、あればですが、
5階とかのコンクリビルの上階などに避難するという手も
あるようです。
実際そう都合のいいようにはいかないとも分かりますが。

 

余震は日に1時間から2時間おきくらいで、
5日までコンスタントに続きました。
揺れるたびに地震サイトなどで今の揺れの大きさを確認したりもしました。

 

揺れにも大小があり、
やはり大きく揺れると避難の必要性や311レベルの災害不安もよぎります。
今回は能登の方でしたが、
余震、本震の可能性を考えるとやはり警戒心でいい心地がするわけもなかったです。

 

そのためにいつでも避難できるような体制でリュックに必要な物を詰めておいたり
(携帯の充電器とか水とか、必要な人は
各種薬やサプリ、ティッシュやウエットティッシュも。
自分は徳用の多めに入ったチョコもリュックに入れておきました)

 

それとは別に早めに緊急時の食糧などの買い出しにも出向くことにもなりました。
2日の朝10時から開店の店で、店にもよりけりですが
カット野菜は根こそぎ完売状態。
缶詰やレトルト、インスタント食品も減り気味で、
午後からはさらに減りそうな気配でした。

 

自分も買っておきたいのですが、
そこはある程度ど譲ることも考えて、
同じ商品を購入するにしても2個までにしておきました。

 

店の近所にお住まいの若い娘さんたちが
箱の飲料水を腕に抱えて歩いているのも見かけました。

 

まず電車や物流も交通網関連はいったん災害救助優先でストップ
しているようなので、
店に欲しい物の在庫が入るのかが気にもなりましたし、
この辺は誰もが心配にはなると思います。
それも4日以降はそれほど問題ない様子でした。

 

ただ、食材などを購入はしましたが、
いつ大きな揺れが来るかもしれなかったので、
ガスを使った加熱調理は基本行わない方向で、
レンジ調理で、かついざというときのために少な目に食材を使って
食事をしていました。

 

といっても、100%火を使わないのではなく、
(人によってはお湯を沸かすにも火が必須なケースもあると思いますし)
使うとしても短い時間でを心がけての数日となりました。

 

あと、本震の可能性と避難体制の緊急時状態だったので、
あまり何もせずにいるため、
正月休みも加わって太る可能性もあったので、
セーブした量の食事という選択で間違っていなかったかもしれません。

 

なるべく大人しくしていた方が、
いざというときにエネルギー不足にならずに済むということかもしれません。

 

それでいうと、近所の子供で大声で騒いでいるウチもありましたが、
そのへんは災害緊急時ということで
色んなケースがあるのだとそっとしておきました。

 

それと、やはりいざ本震で大きな揺れが来て緊急避難の必要があることを考えると、
おちおち夜中に通常通りに眠るわけにもいかなかったです。

 

ちょっと睡魔が来たら軽く小1時間眠るを時々繰り返し、
場合によっては軽い揺れで起こされたりでした。

 

数日間ののち

 


5日、6日にもなるとだいぶ余震の間隔も広がり、
あまり小さい揺れは気にもならずに眠っていられるくらいにもなっていました。
そういう意味で金沢近辺の住民は、対応こそ求められましたが、
北部能登の人たちよりは割と早く日常に近い状態に戻れたとも言えるかもしれません。

 

そうして、昨日6日にはそろそろ余震も弱まったので、
地震サイトの観測でも大き目な揺れの間隔と、毎回の間隔が開いてきて
だいぶおちついてきたことが分かったので)
1日の大きな地震の被害で荒れた本棚などの様々な物の片づけに取り組みました。
割とすぐに片づけて、
また大きな揺れがあっても二度手間、三度手間だと思ったので、
しばらくは緊急体制で放置して、
大丈夫そうだと判断できる段階で
自分は部屋の片付けを行った次第です。

 

食事も一応はまだ揺れに気をつけていつでも火を消せる配慮をしながら、
平時の通りに煮炊きを行って
通常通りの食事にも戻しました。

 

それで今日、7日にいたるわけですが、

 

実際に能登の方では災害救助によって次々にお亡くなりなった方たちなどが
発見されて被害のほどをネットなどで知ることにもなり、
気楽にはいられない数日間でした。
能登地方の今回の震災で被災され、避難や被害を被った全て方々に、
労りの念を抱くばかりです。

 

また、災害救助や支援物資の運搬で年始初日から忙しく活動してくださった
すべての方々に、厚くお礼申し上げます。

 

また、災害救助活動関連で
海上の様子をみるためか、頻繁にヘリが飛んでいる音もしました。
消防のサイレンも長い時間に渡って聞こえ、
緊張を強いられる数日となりましたが、

 

個人的に自粛モードが過ぎても余計に精神的ストレスになるのだと、
熊本での地震の被害を経験していたお知り合いに教わって、
なるべくTwitter(X)などでは深刻にならないように
通常通りにポストしてRTする派として振舞わせてもらいました。

 

もし、災害時に不安や緊張といったストレスに耐えがたいという人がいれば、
そのくらいのゆるさも十分大丈夫で
不安や愚痴をポストするこもアリだということを
この機会に記しておきます。

 

ネットでの吐き出しもですが、
隣人と不安や愚痴の共有、出し合いまたこういう緊急時、緊張時には
しておいた方が良いとのことです。
溜め込みは良くない、と。

 

でないと、そうした時間のストレスで地震後しばらく参ってしまうこともあるのだそうです。
もしよければ、記憶の隅に憶えておいて、何かの際に活かしてください。

 


……以上、
今年はみなさん、さんざんな年明けとなった印象ですが、
これは最初が低いならあとはあがっていくだけだ、
と思って仕切り直してあげていきましょう。
まだ今年は始まったばかりなのですから。

 

今回は、そんな2024年の年始のあいさつを
書かせていただきました。

 

ではでは~。