1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「『寄生獣』原作コミックス全巻揃いました!」

寄生獣』は知っている方は随分昔から知っていた事でしょう作品にして、

押しも押されぬ名作といえるマンガですね。

 

かくいうとーしろさんも

ん10年前に厨房だった頃に触れて知ってはいたのです。

 

しかし、当時の自分は少し残酷描写に抵抗があったらしく、

学校でのAとの戦闘での

パイプを貫通させて出血を止める

ということをリアルに還元して想像した時の壮絶さから、

このマンガ怖えぇ!

という風になり、読み続けられなかったんですよね。

 

(これは「骨折を自分で治す」に共感と常軌を逸しているのが分かる

感受性の持ち主であった当時のとーしろさんらしいエピソードです)

 

けれど、今年の秋から

この『寄生獣』がアニメ放送されて、

実写映画も公開される段になって、

 

また、

Pixivのお知り合いの方からおススメでもあったのを受けて、

ん10年の時を経て、

いや、だからこそでしょうか、

 

再びコミックスを手に取り、読み始めてみました。

 

CIMG1671.jpg

 

1ヶ月半くらいかけて新装版単行本を買っていき、

読んでいったのですが、

キャラ絵の風体が古いことを除けば、

すこぶる面白い作品です。

 

「何故生まれたのか」

という哲学的要素に載せて寄生生物の謎に迫りつつ、

それが寄生生物側の動向と物語の結末へのカギになっているのが、

創作物として唸るモノがあります。

 

とーしろさんの読み込みが甘くて、

あまり多くを語れないのが口惜しいのですが、

しかし、見所があまりにも沢山あり、

しかも、現在までの自分の中に在るモノが、

この作品の要素をよく咀嚼できる知識と感性を持っていて、

内容に「納得」のいけるという意味で、

よい読書体験を得られました。

 

しかし、惜しむらくは、

厨房の頃にこの作品を読了していたとしたら、

今の自分とはまた違った感想や感慨を受けて、

様々なモノを吸収し、

その先に活かして行くスガタも違ったのだろうな、

ということが如実に、然として在り、

だからこそ、あの時に読んでいたらな、

という後悔ではないにしても、

寂寞感のようなモノに捉われたりもします。

 

トシをとったという事なのでしょうかね、これは。

 

ともかく、『寄生獣』。

 

太鼓判でおススメの作品です。

グロや残酷描写がNGでない人限定ですけれどね。

是非読んでみてください。

 

 

とーしろさんは映画は円盤レンタル待ちですが、

アニメの方は毎週楽しく(?)視聴しております。

 

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ミギ―フィギュアのプレゼントに応募もしてみようかな~。

 

ではでは。