1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「9月の読書まとめ感想・とある海底の異邦人が読む日本刀目録」

さて、だいぶ遅くなりましたが、

今月も前の月の趣味読書の感想まとめを参ります。

 

どうにか今年いっぱいは続けたい!

 

では、9月に読んだ本のリストを。

 

新訳版・海底二万里    ジュール・ベルヌ 訳・渋谷豊

サモンナイトU:X<ユークロス> 

-界境の異邦人- 都月景

物語で読む日本の刀剣150 かみゆ歴史編集部

とある魔術の禁書目録 15     鎌池和馬

 

最近、新たに興味が湧いてきたことがあるので、

少し読書が疎かになっているんですよね。

 

では、感想を行きましょう。

 

 

今頃になって初読書です。

 

 

 

 

この作品のことは、さすがに有名であり、

また『不思議の海のナディア』の原案でもあったので、

存在自体は知っておりました。

しかし、学生少年時代を経てももう○十年も、

この作品を読んではいなかったのです。

 

まあ、なんとなく「海外の作品だしなー」

と距離をとっていたのかもしれません。

 

しかし、この夏。

ツイッタでながれてきた新訳の海底二万里のジャケ絵を視て、

そのカッコよさに「これは読んでみるべか!」

となって、自分はいそいそと書店で探して購入した次第です。

 

商品リンクの画像にある通り、

ネモ艦長が渋くてカッコ良過ぎるんですよね!

 

で、実際に作品を読むと、

ノーチラス号での生活を舞台に、世界の海を巡って行く物語ですね。

 

そのメンバーは、

海洋学、自然史博物館のアロナックス教授と、

その召使のコンセイユ。

そして、19世紀末の世界の海を騒がせた海獣を追う船に乗り合わせた

銛打ちのネッド・ランド。

 

彼らが訳あってノーチラス号に乗り込み、

ネモ艦長の導きで世界中の海(海底!)を探検していく。

 

太平洋日本沖あたりから始まって巡って行くうちに

遭遇する様々な海生生物たちの描写は、

豊かであり、もしくはくどいくらいだったりします。

 

しかし、ひとつひとつの魚や貝、鮫や亀、クラゲなんかを

グーグルの画像検索で視ていくという楽しみ方が出来たりしますよ!

自分もそうして

アロナックス教授たちが目にした海の脅威の一端を垣間見ることができて、

ただの読書では済まない有意義な体験をさせてもらえました。

 

それだけでもこの作品を読む価値があるかもです。

 

昔の人達は折に触れて『あのシーンの魚はこんな姿だったのか』

とか知る機会があったり、

すすんで博物図鑑などを調べて作品を楽しんでいたのではないか、

とか思いを馳せます。

 

本作は上下巻で、上巻は旅の途中で下巻に続く訳ですが、

上巻だけ読んでも『ナディア』に登場したキャラの雛型になった

と思われるシーンが多々ありました。

そういう点でも楽しい読書でしたね。

 

しかし、『ナディア』同様、本作は

ネモ艦長の謎を追っていくストーリーでもあります。

果たして下巻で明かされるネモ艦長の秘密とは?

それを楽しみに、続きを読みませう。

 

 

境界戦争編をようやく読み始めです。

 

 

 

実は、サモンナイト(以下『サモン』)

の2発売当時からのファンだったりします。

 

そして、サモンの小説はクラフトソードだったか以外は

押さえて購入&読書済みです。

ですが、このU:Xに関しては、まだ最初も読んでいなかったので、

(時々ファンな作品でも手が伸びないタチなんです)

それをようやくこの夏に読み始められました。

 

なんか、この夏はチャレンジですね、色々と(〃'∇'〃)ゝエヘヘ

 

そんなU:X第1巻。

 

主人公はゲーム未登場のオリジナルキャラ、ミコトくん。

 

彼は自分がこの世界(地球・名もなき世界)で

居場所を見い出せないというか、異物感を抱いている少年。

 

そして、だからこそ偶然辿り着いた異世界リィンバウムでの生活を

満喫してしまうわけですが……。

 

これは、上質な異世界モノの作りをした小説であるともとれました。

 

自分は、現実世界でダメダメな主人公が、

異世界でイイ目を見るというスタイルで

異世界モノがもてはやされている、

みたいに異世界モノのイメージをもっていましたが、

どうやらその考えを改めさせられました。

 

異世界モノって、現実世界で居場所がない少年などの、

逃避であり救い、現実との乖離の象徴として別世界があるというのが、

どうもシリアスな意味合いのようだと、

このU:Xは描いているからです。

 

もしかしたら、異世界ファンタジーの醍醐味は、

現実と折り合いをつけられない主人公の、

ここではない場所へのエスケープが本質なのかもしれません。

異世界モノのというと『十二国記』くらしかちゃんと読んでいないので、

全然わかっていない人間の意見ですが。

 

だから、物語は序盤、

ミコトくんの異世界リィンバウムでの憩いが描かれ、

そして現実世界と同じく、

その世界でも自分の考え方、態度、行動が軋轢を引き起こし、

そんな自分と向き合い、

やがては世界と己の真実に至る。

 

その残酷さは、実はサモンの持ち味なんですよね。

それがこの1巻目でもしっかり出ていました。

果たして、自らの真実を知ったミコトくんと、

彼を襲撃したハヤトの今後は……!?

 

という訳で、次巻に続きます。

これは、面白くなってきましたよ!

 

 

 

刀の伝説、伝承などのまとめ本。

 

 

 

 

実は、だいぶ前に購入して、読むのが途中になっていた本でした。

 

しかし、

自分の一次創作に必要な情報がぎっしり詰まっているはずなのに、

温い読み方をしていることを、ある方から「はっ!」と気付かされ、

それをきちんと読み進み出しました。

 

読んでみると、

やっぱり面白いし、戦国時代などの歴史絡みでも興味深く、

知っている名前が続出して楽しめるんですよね。

 

元々、天下五剣や新選組関連の刀に関してはそれなりに知っていたのですが、

それに加えてこの本で、

燭台切や蛍丸、歌仙兼定や薬研藤四郎などの伝承を改めて読めて、

大変感銘を受けました。

 

やっぱり刀はいいわ……、

と改めて思った刀史郎さんです。

 

 

 

レベル5続々登場!そして連続する死闘!

 

 

 

 

そんなわけで、今回のとあるは、

上条さんは少しの回想台詞のみで、未登場のままに、

悪役オンステージです。

 

一方さんのグループと、

それと同系列の暗部組織が学園都市で交錯します。

 

その一つ、麦野率いるガールズ組織、アイテムで、

浜面が雑用をしていたりします。

 

しかし、この浜面がもう、一念発起して下剋上をするながれが、

もう泥臭くて、かつ熱く盛り上がる。

 

まさかレベル5のあの人が、彼と戦いああなるとは!

 

あと、アイテムの金髪てへぺろ娘のフレンダなんですが、

以前ニコ生で超電磁砲を視ていた時に、

 

フレ/ンダ

 

という表記があったのの意味が分からなかったのですが、

そのわけも分かりました。

おおう、憐れフレンダ……。可愛いのに。

 

そして、レベル5の1位と2位の激突。

 

帝督と一方さんのバトルは、

終局してもまだ続くなかで、一方さんがいかに

悪党の美学を保てるか≒守るモノを守る戦いが出来るか

のせめぎ合いでもあり、

 

結果、ラストオーダーちゃんが天使であったという決着が

なされて一方さんに少しの癒しの一時が訪れるかもしれません。

 

いや、ラストオーダーちゃんたちを守り続けるためには、

暗部で学園都市上層部を出し抜く必要がありそうなわけで、

これでメデタシとはならないのでしょう。

 

さらなる一方さんの戦いに注目したいです。

浜面もどうなることやら。

 

 

 

以上です。

 

10月はあまり読んでいる感じがしないのですが、

今月よりは早目に感想記事を書くようにしたいです。

 

ここで、

現在読書進行途中の小説シリーズ一覧。

 

ガンダムW フローズン・ティアドロップ

櫻子さんの足元には死体が埋まっている

響け!ユーフォニアム

掟上今日子シリーズ

物語シリーズ

とある禁書シリーズ

サモンナイトU:Xシリーズ

キノの旅

リリアとトレーズ

 

さて、今後はこられをうまいこと消化して行きたいですね。

 

ではでは~。