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とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「第三の奥義炸裂!互いに全身全霊の激突。『ダイの大冒険』第19話視聴感想」


今回は、
アニメ『ダイの大冒険』第19話の視聴感想を
書かせていただきます。

 

最初にまとめていうと、
今回はサブタイトルにもあるように、
アバン流刀殺法最後の奥義、
空裂斬が放たれるのがメインの回でした。

 

そのため、ヒュンケルと戦ったのちの
ハドラーのあれこれは今回はカットされていました。
そのへんは、今後のことと、
ミストバーンの動きもありますので
次回の冒頭にでも持ってくるのかもしれません。

 

その空裂斬、発動までのダイとフレイザードの戦いを追って行きましょう。

 

バルジの塔に到着。

 

炎魔塔側のクロコダインは、
敵兵を蹴散らし、ザボエラを捉えたかに見えますが、
今回は影武者で逃げられてしまいました。

 

今後のザボエラの企てはどんなものがあるやら……。
一方の氷魔塔のヒュンケルは、闘気をすべて放ったかに見えましたが、
気を取り戻しました。

 

両者はダイたちのもとに駆けつけることでしょう。

 

中央塔では塔に突入しようとするダイたちを、
フレイムたちモンスターが襲撃。
このシーンでは爆弾岩とのシーンがカットされています。
これは尺の問題でしょう、単純に。

 

原作であったこのあとのフレイザードの核の存在を
ヒュンケルが推理する意味でも、
爆弾岩がには意味があったのですが、
やむを得ません。

 

その分、このあとのバトル描写は力が入っていたのも確かです。

 

いざ突入という三人の背後、地中から現れる手……、
フレイザードは塔内ではなく、外で奇襲をかけてきました。
人質を備えて待ち構えるというのは、
勝利を欲する彼の性格的に合わなかったようです。

 

いきなりマァムのピンチ。
ですがそこに大斧の一撃でマァムは難を逃れます。

 

うーん、嫁の危機を救う旦那ですね、
中の人的に。

 

さすがに軍団長二人の加勢により劣勢のフレイザードは、
無傷での勝利をあきらめます。

 

そうして繰り出す技が、全身を岩石つぶてへと爆散させて
攻撃する『弾岩爆花散』

 

フレイザード自身もこれは痛い技といっているように、
自身にもデメリットのある技ですが、
フレイザードは勝利と栄光のためにその最終闘法を繰り出します。

 

自身の身を省みず、さらに
バーンから授かった『暴魔のメダル』という
彼の栄光の証をかなぐり捨ててもの攻撃。

 

過去の栄光よりも、今の勝利と栄光をというフレイザードの
強烈な勝利への執念と執着を感じます。

 

そんなフレイザードは大地斬でも斬れない、
魔法も対応されて利かない、
頼みのクロコダインとヒュンケルはマァムとダイをかばって
ダメージを受ける。
打つ手がないダイたち。

 

その活路は……!?

 

アバン流最後の奥義。

 

さきの爆弾岩の話ですが、
アニメしかみていない人のために少し書くと、
フレイザードは戦闘の場に爆弾岩がいることを嫌いました。

 

これは弾岩爆花散の爆発で爆弾岩が誘爆することを恐れたからです。
誘爆するとどうなるか、
岩石エネルギー生命体のフレイザードを形成する『核』が
爆弾岩のメガンテの爆発に巻き込まれて、
命に関わるのです。

 

原作ではこうした爆弾岩の存在から
ヒュンケルがフレイザードの核の存在の有力性(同時に弱点)に気づきます。

 

ここに、ダイの活路があるわけですね。
魔力によって生命を与えられた存在を消滅させる術(すべ)、
その『核』となる部分を斬る。
しかし、その核はどこにあるのか目では見えない、分からないと
アバン先生との回想がされました。

 

この、見えざる敵(的)を斬るのが、
空を斬る技、空裂斬ですね。

 

この技はヒュンケル戦でも指摘されましたが、
ダイは未習得です。
そしてこの技はヒュンケルさえも極められなかったが、
これを習得することで
最大の奥義、アバンストラッシュが真の力を発揮するようになるというのですから、
この空裂斬の難易度、重要性が伝わります。

 

その空裂斬、放ち、フレイザードの核を斬ることができるかどうかが、
本戦の鍵です。

 

ダイはマァムの危機に、フレイザードと
互いの奥義での決闘に臨みます。

 

片や命を削る最終闘法、
片や未完成の最終奥義。
決まれば勝つダイの空裂斬か、
不発なら削り殺せる勝利確定の弾岩爆花散か。
互いの体と命、全身全霊をかけた決闘です。

 

熱いですね。

 

この決闘、
初手は空裂斬が不発だったのか、
ダイは窮地に。
しかしフレイザードがとどめのフィンガーフレアボムズを放とうとしたその時、

 

さきの空裂斬が核の一部を捉えていたのか、
フレイザードにダメージが。

 

ここからは決まるまでの空裂斬の連発になりますが、
うまく行きません。

 

そこにヒュンケルのアドバイス
彼は空裂斬の本質、剣理を分かっていたようです。
そのアドバイスに従い、目で見ずにエネルギーを心の目でみて、
ついに捉えるフレイザードの核。

 

空裂斬、炸裂。

 

この一連のながれがとてもクールで熱かったです。
クールで熱いとか、フレイザードの氷炎を映像として表現する、
なんともにくい映像だったとも言えます。

 

フレイザードの核を斬り、
彼の絶叫が轟く。
以下次回。

 

しかし、勝利に固執し目の眩んだフレイザードは
このままでは終わらないでしょう。

 

次回は、いよいよ空裂斬を習得したうえでの
あの技の完成だと思われます。
そのへんも期待しておきましょう。

 

いぜん書いた『3』つながり。


ところで、以前のフレイザード編の感想記事で、
このエピソードは『3』が何かとついて回る、
と書いたのですが、
この3は、やはりアバン流第三の技、空裂斬の存在も
かけていたのだと今回のエピソードで分かりますね。

 

では、次回の技はどういうことか。
そのへんは言わずもがななところもありますが、
次回の感想記事で書ければと思います。

 

今回は、そんな
アニメ『ダイの大冒険』第19話の視聴感想を
書かせていただきました。

 

ではでは~。