今回は、アニメ『ダイの大冒険』第１７話の視聴感想を
書かせていただきます。
二手に分かれたダイたち。
氷炎結界呪法を破るべく、炎魔塔、氷魔塔の
両方を破壊するためにダイたちは二手に分かれて
バルジの島を進みます。
ダイたちは敵を突破して塔を爆破というところを
妨害する手が。
ダイたちの前に現れたのは妖魔師団長ザボエラと
魔影軍団長ミストバーン。
二手に分かれるダイたちの戦術を見抜いていた魔王軍によって、
戦力が分断するところに罠をはられたわけですね。
氷魔塔の方に現れたのがハドラー。
ポップは怒りに震えます。
アバン先生を殺した敵であるハドラー。
しかし、戦力差から「絶対たおしてやる！」
とならないあたりにポップらしさがありますし、
アバン先生も勝てなかった相手を自分が倒せると思わないあたりは
冷静かもしれません。
この冷静さは、もしかしたら
『マァムは守らないと』
というポップの思いがあったのかもしれない、
と今は思ったりもします。
実際、今回のポップたちとハドラーの戦いでは、
終始マァムの危機にポップが奮戦する、
という構図になっています。
けど、アバン先生が「いつか大魔王を倒してくれ」と託した
その一つの壁であるハドラーと
今のレベルでの再戦というのはポップにとっては想定外で、
もっとレベルアップしてからじゃないと困る、
というのが本音だったのではと思います。
故に、今回でのポップのマァムを守る戦いが
いかに必死であるか分かりますし、
彼のマァムへの命がけの想いが見ている側に
伝わる事と思います。
このへん、自分勝手のヘタレだったポップの成長ですね。
うーん、女は少年を成長させますね（笑っちゃいけない
軍団長との死闘。
実際、ポップはハドラーに押され気味。
その圧倒的な高位魔法攻勢に絶望しかけるも、
マァムを守りたい一心で
これまでできなかったベギラマを成功させます。
このへんは、前回のマトリフとの修行の成果ですね。
あの困ったじいさんのしごきも伊達ではなかった。
島再上陸に際しては「そりゃないぜ師匠～」となりましたが、
ポップの中でのマトリフの株再上昇ですね。
しかしすぐさま少し前にハドラーが習得した
閃熱系最強呪文のベギラゴンを繰り出してくる。
窮地のポップたちと同じく、
ザボエラとミストバーンによってこちらも苦戦しているダイとバダックさん。
ヒュンケルの使っていた闘魔傀儡掌の本家で動きを封じられるも、
ゴメちゃんの特攻によってなんとか立て直したりもしますが、
多勢に無勢。
さすがのダイもバダックさんとゴメちゃんを守り切れるか不安になる状況です。
そんな彼らに降り注ぐのは巨岩。
現れるは獣王！クロコダイン！！
サンライズとともに劇盤も颯爽と登場するクロコダインは
かなり格好良かったです＾＾
この辺、制作陣のクロコダインへの愛を感じますね。
みんなワニおっさん好きやな＾＾
援軍のクロコダインにダイも状況を一時忘れて喜びます。
この辺でも、
ヒュンケル戦で彼が助けに入ったことをダイはきいて知っているのか、
それでヒュンケルから助かって「生きていたんだね」か、
それともダイとの戦いのあとの「生きていたんだね」かは
判別しかねます。
まあ、マンガ原作でもアニメでもポップが
ヒュンケル戦でクロコダインが助けてくれたことを話したシーンはないのですが、
それを話さないわけがないとも言えますので、
やはり前者のヒュンケル戦後のことを言っていると考えるべきなのかもしれません。
そして、氷魔塔側ではマァムがハドラーによって
塔に串刺しにされそうになるところに、
こちらも援軍が。
サブタイトルに不死身とあるように、
ポップに不死身と評されたあの男が現れます。
きっちりマァムを御姫さまだっこして助けているヒュンケル。
これはヒュンケルとマァムのカップリングを押すファンの方がでるのも
自然ですね。
こんなの見せられちゃあ、と。
このマァムの危機に関していうなら、
原作ではきっちり画として描かれた『モズの早贄』状態は
アニメではカットされています。
うーん、結構残酷な描写ですし、
今時の倫理に合わせたのだとしたら妥当ですね。
まあ、セロがある程度のゲームなら串刺しくらいざらにあった気もしますが、
このアニメダイは低年齢層にも向けていますから、
（放送の時間帯が休日の朝ですからね）
その辺を配慮した倫理規制だったのだと思います。
そんなダイたちの危機に現れた強力な援軍に
ザボエラは軍団長の裏切りに奇声をあげます。
しかしダイたちにとっては地獄に仏。
ここからの巻き返しを楽しみに、
以下次回。
当然、次回は父の地獄の騎士バルトスの仇である
ハドラーとのヒュンケル因縁の戦いがまっています。
今回は、そんなアニメ『ダイの大冒険』第１７話の視聴感想を
書かせていただきました。
ではでは～。
