1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「大魔導士マトリフ!の回といっても過言ではないのでは。『ダイの大冒険』第16話視聴感想」


今回は、
アニメ『ダイの大冒険』第16話の視聴感想を
書かせていただきます。

 

マトリフ登場。

 

前回、気球墜落の危機を救った何者かは、
マァムの既知だったのですが、
彼が大魔導士マトリフ。

 

かつて、アバン先生のパーティメンバーだった、
すべての魔法使いの頂点に立つといわれた男、らしいです。

 

しかし、出会いがしらでのマァムへのセクハラ敢行……、
な原作漫画だったのですが、
アニメではそこまでダイレクトアタックではなかったです。

 

……まあ、これまでの様子をみればこうなるわけですね。
コンプライアンス……。

 

しかし見ようによっては、マァムの無防備さが少し改善され、
セクハラへの防御力があがった、
警戒心アップ!ということかもしれません。

 

いいことなのか、それとも……(笑

 

そのマトリフにフレイザードの氷炎結界呪法の打破の協力を要請する一同ですが、
彼はすげなく拒否します。
この事情がまあ、才能ある人間であった彼が、
今は隠遁生活をするわけですね。

 

性格の悪そうなおじちゃんと評されるマトリフですが、
そのひねくれ具合に対して、
意識を取り戻したダイが
アバン先生の仇討ちのために魔王軍を倒したいというその真摯さに、
マトリフも心動かされますね。

 

ダイがアバン先生と同じ眼の光をしていたというのは、
熱いですね。
勇者の資格は眼に宿るのか……。

 

ただ、このアバン先生が逝ったことに関して、
原作では説明しなくても
マトリフはすぐ察したのですが、
そのへんに彼の力量が表現されていると思っていたのに、
この変更は少しだけもったいなかったように思います。

 

いや、でも考えようによって
ダイの感情がよく伝わる演出意図だったかもしれません。
ダイをかばったアバン先生のことがダイの口から語られるからこそ、
その必死さの感情がよりマトリフに伝わる……と。

 

塔攻略前の準備修行。

 

マトリフの作戦により、各々の準備が始まります。

 

塔爆破の爆弾はバダックさんが作成。
ダイは視界を遮った状態でのマァムとの打ち込み。
ポップをマトリフが修行をつけますね。

 

各々のレベルアップをはかり現在の問題への攻略を図る。
これぞドラクエですね。

 

エストは『探求』『追及』などの意味がありますが、
問題や困難、目的のための追求としての
対策、レベルアップの修行をする、
というのがドラゴンを倒して姫を救出すつクエストである『ドラクエ』で、
今回もレオナ姫救出のために塔と魔王軍団長の攻略の追求をしているわけですよね。

 

だから、どうしてもレベルアップという
目的攻略の探求、
追求パートがいる。
そういう物語でありゲームなのですよね。

 

こういう探求と追及のうえの成長あって大きな課題、目標のクリアが成される、
というある種、人生の一攻略法が抽出されたコンテンツともいえるのかな、
と今更のように思ったりもします。

 

マトリフ、いい味出していますね。

 

エロい困ったじいさんなのですが、
実力は確かで、
ポップをしごき倒します。

 

ポップをあそこまで弱そうな魔法使いは見たことがない、
と評したのですが、
しかしなかなかどうして、
修行をつけている最中は楽しそうです。

 

マトリフとポップの子弟コンビも今見ると良い味出していますね^^

 

修行を進めるなか、しかししびれを切らしたフレイザードの伝令が。

 

氷漬けにされたレオナにリミットが迫り、
急遽作戦を決行することに。
準備としてはまあまあ、といったところで、
パーティ編成の会議がされます。

 

ここでポップがなんとかかけつけ、
ダイ、マァム、バダック、ポップのメンバーでの塔攻略となります。
(ゴメちゃんも同行)
マトリフの助力でバルジ島に上陸。
ダイとバダック、マァムとポップの二手に分かれて
それぞれ
炎と氷の塔破壊に向かいます。

 

以下次回。

 

しかし、島上陸のさいにも
力はすごいのに抜けているところとか、
本当にすごいのにふざけたじいさんであるのもマトリフの魅力なのでしょう。

 

今回は、そんな頭からラストまで
マトリフのキャラの見せ場がたくさんあった回だったと思います。
マァムのぱふぱふをカットして
セクハラじいさんをたくさん描くとか、
クロコダインを力入れて応援している作品はやはり一味違いますね(笑

 

王道ファンタジーでありながら、そうした一風変わった持ち味もある、
それがドラクエが長く愛されている一つの理由なのかな?
とちょっと思いました。

 

今回は、そんな
ダイの大冒険』第16話の視聴感想を
書かせていただきました。

 

ではでは~。