1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「たくさんの間違いをして、しかし振り返れば……。今週のお題「感謝したいこと」」

今週のお題「感謝したいこと」


今回は、今週のお題「感謝したいこと」で
書かせていただき

 

自分の感謝したい人や、ことで思い浮かぶのは、

 

人は、

 

ロックバンドUVERworld
自分の好きな作品の作家先生方、
今冷静に思うと問題はあったかもですが、結果的にやはり大恩ある祖父、
自分の若かった頃に色々な示唆の言葉をくれた大人の人たち、
前職で指導してくださってお世話になり、一緒にがんばった職場の方々、
それに、今なお至らない自分のアウトプットにつきあって、反応などをくださる心ある人たち、

 


親は……地味にぶらっくなので、正直難しいですね。

 

物や作品でいうと、

 

自分のイラスト描きとヲタクの原点、茨の道を進め、ゆでたまご先生の『キン肉マン
互いのさきへ進む一撃必殺の在り方、バイブル、中平正彦先生の『ストリートファイターシリーズ』、
暗闇のなかの星を信じて進む、新川直司先生の『四月は君の嘘
人間賛歌は勇気の賛歌、遠回りこそもっとも近道、荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険
文章への親しみの入り口、軽妙な文章とキャラの魅力、今なお読み続ける小説家、西尾維新先生、
料理への興味再会と習慣の目覚め、『食戟のソーマ
読解力、考察力、不屈性の強化、戦術的な勝利のレッスン、『ワールドトリガー

 


などがすぐ思いつく自分の感謝したい人や物、作品ですね。

 

作品で細かいことをいうと、
UVERworldの曲の

 

『23ワード』
『PRAYING RUN』
CORE PRIDE
『NO.1』
『DECIDED』
『白昼夢』
『IDEAL REALITY』
Q.E.D

 

がなければ2010年代の修行は成立しなかったと思います。

 

今の文章力などがあるのは
これらの曲を聴いて支えにして踏ん張ってきたからだと思います。

 


そんな今できることの支えになっている様々なものですが、
自分の人生の経験上でいうと、
かなり色々な失敗、間違いをしてきたことも、
振り返ればありがたい経験だったと思っています。

 

自分はハイティーンのころに色々な生活習慣の乱れと、
物作りや筋トレ、ゲーム、工事現場のバイトなどをかなり根詰めて行い、
にも関わらず親がちょっとさがる時期だったのか食事が不十分で、
結果、自分は入院して投薬、常用薬も縁ができてながらく続くという
かなりのハンデと、その影響の同世代と比較してのビハインドを負ってしまったのです。

 

同世代や年下が結果をだして、
自分より高評価という現実に、苛立つ気持ちがなかったとは言いません。

 

病気のリハビリと、十代の信頼回復のために遠回りして20代中は一つ所に務めていたのもあり、
どんどん色んな人が世にでて、
自分のしたいジャンルで好評を得ていました。

 

これは自分の若い頃の至らなさのツケを払っている、
自業自得でもありました。

 

けれど、それでも腐らずに今もこうして色々作っているのは、
もともとやる気があって色々やるせいか自己信頼があったのか、
なんとかなるとは思ってたからかもしれません。

 

これが、若いころから
気概と勇気をもたずに大して興味あることに積極性をもってこなかったとしたら、
こういうメンタルになれていたかは、ifの世界です。

 

それに、そういうメンタルを強化したのは、
さきに挙げた作品や曲たちの影響も絶対あると思います。
いや、ない訳がありません。おおありです。

 

若い頃の病気で、

 

そのリハビリの意味でも務めた前職。
ここで少し交流のあった素敵な方との時間のお陰で、
2010年代の文章修行においては助けになったところも大きかったです。
あるショートショート投稿に関して、
初めて投稿することになる作品のアイデアのもとになったのは、
その人との会話だったのですから。

 

それ以後、90近いショートショートを書くことになって、
イデアを練るやり方と力、構成力などが
その投稿の三年間で格段に鍛えられました。

 

(同時に、不採用でもめげずに書き続ける、
反応や評価に依らずに自分の作品をひたすら書くという、
モチベーションは向上心と、書くのが好きだからという回答にいたり、
物作りとして強みとなるメンタルも鍛えられたように思います)

 

あの職場に通い、あの人に出会い、という時間があったからこそ
生まれたモノもたくさんあったのです。

 

それも、病気になっていなければ至らなかったかもしれません。
親がちょっと問題ある人たちでなかったら、
もっと幸せだったとしたら、
生まれなかったモノもあるかもしれません。

 

そう考えると、
やはり自分と自分の性格と経験を形成したすべて、
これまでのすべてに、

 

『振り返れば、すべてがありがたい』

 

ともう数年前から思うのです。

 

まあ、そんなたいそうなことが言えるほどに十分な結果は出していなのですが、
そもそも結果というのは、
社会的な経済的な豊かさや名声、地位なのか?
と思います。

 

前職に、同僚で
「俺はアム○ェイで食っていく!成功してやる!」
といって職場を離れた人がいましたが、

 

この人のいう成功とはなんだったんでしょうか。
当時は成功の文言のみで
まあいいんじゃないですか、
と聞いていたのですが、

 

今の感性と考え方でみてみると、
経済的な成功はいいとして、そのための手段にこだわりなく他人を巻き込み、
自分は成功者、金持ちと悦に浸る、

 

……うーん、その成功や幸せは表面上、うわべではないでしょうか。それは。
お金は手に入っても、本当に満たされているのか?
内面で他人を利用し、どこかで後ろめたさから劣等感を感じ、
さらにお金でうわべを満たして酔いしれる……、
幸せが人それぞれでも、それは本質的には……
と他人事ながら心配になるタイプです。

 

お金が大事じゃないと綺麗事をいうのではありません。
お金が至上で『それだけ』だと、
意味がないように思うのです。
それは本当に成功か……?と。

 

だから、自分は自分なりの価値観を導けていると思っています。
(それが何かはくどくどこれ以上自分語りはしませんが)

 

これもまた、これまでの間違いとそこからの経験の賜物かもしれません。

 

自分の生と、自分の行いを、どんなネガティブな状態でもめげずに誠実に向き合ってくれば
自分で自分の生を肯定はできます。
そこから分かる物の見方、価値観があると思います。
だから言えること、生み出せるものもあるのだと理解しています。

 

それは自分一人の才能や努力では決してなく、
自分がこれまで触れた、
先人が寸暇を惜しんで努力して、知恵を絞って工夫して、
受け取る相手の喜びと自分自身の喜びのために生み出した
さまざま作品と、
自分と関わってくれた
いい人いやな人すべてを含めた人たちがいてのことだと思います。

 

(あとは、偶然の重なりという不幸と幸運)

 

何が欠けても今の自分はない。
歌の歌詞にもありますが、
それを実感をもって自分も思えます。

 

だからやはり、たくさんの間違いをしてきたけれど、
振り返れば、すべてがありがたい、
なのだと思います。

 

今回は、そんなこの数年で思ったことを、
今週のお題「感謝したいこと」で
書かせていただきました。

 

くさかったら申し訳ない。
でも、胸を張って生きましょう。

 

色々駄目な自分も、ためらい、後悔し、間違った自分も、
誰かを傷つけ、傷つけられた自分も、
うまくいったことも、がんばったことも、挑戦したことも、
全部が自分であり、肯定すること。
その納得。受容。

 

結構がんばってるじゃん、自分。
と自分に価値を見出す。
相対的な他人との比較や世間の基準ではなく、己の価値観で自分の価値を肯定する。

 


感謝とは、
自己において
その自分を愛せるところに生じる面もあるのかもしれません。

 

ではでは~。