2巻は打倒大魔王のためにデルムリン島から旅立ち、
ロモス王国に向かうダイとポップが、
迷いの森で同じくアバン先生の弟子のマァムと出会う。
彼女とポップの喧嘩腰のやりとりは今見ると元祖ケンカップルというところ。
二人のやり取りを通して逃げ腰のポップが
仲間のために命をかける勇気に目覚めていく
魔王軍六大団長、百獣魔団長のクロコダインとの戦いは熱い。
同じく六大団長の妖魔司教ザボエラがクロコダインに入れ知恵して
敵の策で苦しむダイや、
ポップに喝となる言葉をあたえる偽勇者の魔法使いまぞっほの言葉などなど見所は多い。
あと、今ならマァムが仲間に加わった理由と
ポップに幻滅して怒り泣く感情がとてもよく分かって良い読書だった。
次巻はヒュンケル。
ではまた次の本の感想で。