1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「イラスト描画工程を記載①『ビルドファイターズトライ』ホシノ・フミナ編」

しばらくイラストを描いていなかったのですが、

ビルドファイターズトライのフミナ先輩

あまりにも色んな意味で魅力的だったので、

にんにきにきにき、と創作意欲が湧いてまいりました!

熱いパトスをフミナちゃんへ!←違う

ともあれ、一度何かで描画工程を公開してみたかったので、

今回はもののついでに

イラストを描く節目節目で画像を残し、

その足跡を簡単に分かるようにしてみました。

イラストをほとんど描かないという方には、

「こういう描き方しているんだ、へ~」

的に視ていただければよいですし、

普段から描かれている方には

「ほ~、とーしろさんはこういう風に描いているんですか」

のように視ていただければ、

そしてそこから何かの足しになるモノがあれば幸いです。

というか、自分メモでもある自己満足も入っていますが。

ともあれ、レッツドローイング!

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ラフ① あたり

ホシノ・フミナ

まずは今回のイラストを描くうえで、イメージの取っ掛かりになった

画像をよく見て、

そこから人物ならポーズをさらさら描いていきます。

illust 141016 1

あたりは全体のシルエットを考えながら、

体のバランスを見つつ、

この段階から筋肉と骨格を意識して造形していきます。

とーしろさんは大抵、頭部、顔を大きく描いてしまいがちなので、

後からバランスをよく修正します。

あと、鎖骨から肩、腕、バストを描くのに気合が入っております。

リアルの性癖が垣間見えるようです。

エストとお尻周りも入念に、ねっとりと(変態か

ラフ画段階では、後から修正すること前提なので

気楽に線を走らせています。

(ある程度の「体」の造形を描くプロセスやセオリーは

自然に踏んでいますが)

ラフ② 細部ディテール

illust 141016 2

顔の中の瞳や鼻、口などのイラストの顔である

表情を描いて作っていきます。

この表情も、時には二転、三転することもありますが、

今回はフミナちゃんの明るく元気な顔で

すっきりばっちりキマリました。

(個人的に瞳は閉じていない絵が好きなのですが、

ウィンクさせてみました)

設定画に倣い服装を描きこんでいきます。

ある程度ディテールアップが出来たら、

今度は体の各パーツ、

腕の長さや、頭の大きさ、髪型、

乳房の大きさ、腰の角度、上半身下半身のバランス

などを範囲選択でごりごり調整していきます。

だいたい納得がいくまで整えることが出来たら、

一応ラフ画の完成ということで。

あまり長いこと体のバランス調整をやっていると、

どこがおかしくて、どのくらいが良い塩梅なのかが

判然としなくなってきます。

ので、途中で他のイラストを視たりして、

意識を切り替えながら調整することを癖にしていたりします。

ラフ③ 配色見本

ラフが出来上がったら、

そのうえに色を塗っていきます。

しかしカラーイラストを3年近く描いていて、

どうにも色のチョイスのセンスがいまいちと感じていたので、

最近のとーしろさんは

こちらの⇒http://hue360.herokuapp.com/

HUE/360 という彩色補助ツールのサイトを利用して、

あらかじめそのイラストで塗るおおまかな色を決めて

塗り進めていくことにしています。

こちらがサイトをもとに選んだ、今回のイラストのパレット。

ビルドファイターズ トライ カラー フミナ1

で、彩色見本です。

illust 141016 3

ここからしっかりした線画を描いて、色を塗っていくのですが、

色はSAIのフィルタを使って、多少の補正を加えることが常です。

けれど、アニメ塗りにするのならば、

先の彩色補助ツールで色を選んで描くのは

強い味方になることでしょう。

(とーしろさんは気分で塗り重ねを多用するので、

だいたい初期イメージとは違った雰囲気の仕上がりになります)

ブラッシュアップ・線画

こちらが、ぱてぱてと描いた線画のあがり。

illust 141016 4

線画に移る前に、

時間を置いてもう一度

体のパーツ、特に胸のボリュームとか

首の長さ、

体のS字ひねりの具合などを調整し直して、

それから線画に入っております。

今回はフミナ先輩への愛の賜物か、

線画に力が入ってしまいました。

この1年ほどは線画の簡略化を目指して

色塗りに時間を費やしたみたいな気分が強かったので、

これだけしっかり線画を描いたのは久しぶりです。

重ね重ね、フミナちゃんの魅力の力ですな!

しかし、がんばって描いていたのですが、

バランス調整を繰り返したすえに、

どうにも丸っこいむちむちさになった気がします。

ここら辺の自分目線でのイメージとは、

他人が視た時のイメージと食い違っていることが多いのが

多くの描き手の意見でもあるようで、

(それに左右されない確たるイラスト技術がある方も

いると思いますが)

あまり長いこと考えすぎても、筆の進みによくないので、

次の工程から色塗りに入って行きます!

今回はここまで。

この記事を書いている現在、

5分の4まで塗りは進んでおりますので、

近いうちに塗りの工程をまたブログ記事にあげますので、

興味のある方はその折、

拝読くださいますようヨロシクです^^

後述

Pixivにアップしてある本記事のイラスト描画工程を

gif動画で見れるページURLです。

興味がある方は覗いてみてください。

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=46887110

ではでは。