1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「ヤマノススメ・セカンドシーズン6話~12話『富士登山編』まとめ②」

前回の記事に引き続いて、

ヤマノススメ富士登山の感想の続きを参ります。

一歩一歩進んでいきましょう。

第10話

本八合目の山小屋を目指す

あおい、ひなた、ここな、かえでたち。

八合目を前にして、登る斜面は徐々に険しさを増していく。

ヤマノススメ19

「大丈夫、いける」

と自分に言い聞かせて、なんとかみんなと進んでいくあおい。

ちなみに、番組中のテロップで流れもしましたが、

富士山の登山シーズンは7月上旬から9月上旬までとされ、

シーズンオフの富士登山は非常に危険ですので、

一般の方の登山はお控えください。

とのことです。

当たり前ですが、冬場の山に行くのは素人には危険ですね。

(素人でなくとも危険な行為ではあります)

こちらのサイトに国内の山の登山シーズンの一覧が詳しいです。

⇒ http://www.momonayama.net/hundred_mt_list_data/season.html

休憩を採り入れながら、少しずつ進んでいく中で、

しかし、あおいに変調が現れてきますね。

昨夜の睡眠不足からの眠気とは別に、

空気が薄くなってきたせいで、息切れがし、

めまいと頭痛までも出始めた。

そんな状態ながら、どうにか八合目の山小屋に到着。

しかしひなたの話題の振りにも対応できずに

うつむいて体調悪そうなあおいちゃん。

ここでも発せられる

「おじいちゃんか」

にも反応することができないのです

(あおいちゃん……おっちゃんは心配ですよ)

グロッキー状態のあおいは、どうやら高山病にかかったようです。

あおいの状態を鑑みて、

かえでさんが彼女を引き受けるカタチで

ひなたとここなの二人は、先に本八合目に向かって出発します。

あおいが回復して、大丈夫なようなら自分達も後から行く、と。

その言葉を信じて、ひなたたちは今は自分達は

先に進むことを心に決める。

出発する前に、ひなたはあおいに

「おじいちゃんか」

の代名詞的品、羊羹をあおいに渡していましたね。

ヤマノススメ20

ここで受け取って荷物に入ってた羊羹が、

後日の二人の中継ぎのひとつになりますよね。

夜分、休息をとるあおいのいる山小屋で、

外国人カポーが姦しく談笑し、

グロッキーのあおいちゃんに響きます。

軽く殺意の波動に目覚めそうです、とーしろさん。

これを堪らずかえでさんがたしなめる。

また、夜中に目覚め、

朝日まで時間がないと焦るあおいをかえでさんは

「山はにげない」

と諭してくれます。

いや、ホンマに出来たいいお姉さんである。

嫁に欲しいです。

黒髪ロング。メガネ。豊乳。健康的。快活。

朗らか。気立てが良い。前向き。建設的。経験を活かす器量。

即座に両手がいるほど長所をあげられる女子は、

自分にとってマストな存在であると、とーしろさんは思います。

嫁に欲しいです(二回目)

同刻。

本八合目から山頂に向けて出発した

ひなたとここなは、

美しい天の川を見ます。

しかし、同じ星を見ているにも拘らず、

あおいは彼女の心を映したように

「シミのよう」に見えたのでした。

ううむ、辛いですね。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

ひなたとここなは山頂を目指す。

「いこう。あおいの分まで登ろう」

ヤマノススメ1

ひなたの8割は漢気で出来ていますね

第11話

夜明け近く。

ひなたとここな、富士山頂に到着

そしてご来光。

あおいもかえでと共に八合目でご来光を見ます。

ヤマノススメ3ヤマノススメ4

「ゴライコウ!アメイジ~~ング!!」

あおいたちと時を同じくして富士登山に来ていた

外国人カポーのマイケルとジェニファーも山頂に。

ヤマノススメ21

しかし、この二人は薄着過ぎでは。

何者なんだ、マイケル、ジェニファー……。

かえでさんと山頂到着と、あおいの様子を連絡するひなた。

山頂から手紙を出しているのですが、

その内容や筆跡から

実はひなたの聡明さが窺えます。

その後「おはちまわり」をしていきます。

ヤマノススメ5

ひなた「岩と雲、空しかない」

ここな「まるで、空のお散歩ですね」

ヤマノススメ6

一方、先に五合目まで下山に入るあおいとかえで。

あおいちゃん、ネガティブブルーに捉われていますね。

経験談から言えば、

こういうへこんでいる時に何かを決心してはいけません。

辛いときの心境は、その時は何かに集中して紛らわせて、

余裕ができてから再検討するモノなのです。

それが好きな事や、自分に必要なことに関するなら、

尚更にです。

日本最高峰の場所で万歳する、ひなた、ここな。

そしてマイケル&ジェニファー。

「にほん、とったどー!!」

いや、劇中でそんなセリフは言っていませんが。

満喫しました、とダッシュで下山していくマイケルたち。

本当に、一体何者なんだ……。

(きっと気のいい親日の外国人ですよ)

五合目に到着する一同。

馬と会話するここなちゃんがカワイイです。

(本当にこの子の余裕がすごいです。

マッシブ森ガール!

で、のびているあおいちゃん。

このように、富士登山であからさまに明暗が分かれた

二人なのですが、

でもそれで何が変わるのか。

すべては、自分次第~♪(七日目の決意)

帰りのバスで

「山なんて……」

と沈鬱に思うあおいちゃん。

復活はあるのか?

心配そうな隣のかえでさんに萌えます。

ヤマノススメ12

こうして富士山への挑戦は、一旦終了したのですが、

しかし山と登山に対するあおいたちの心と物語は

何も終わっていません。

この週は切実にあおいちゃんに親身になって心配して、

次週を待ちましたよよよっ

第12話

あおいちゃん、ひなたと会話することもなく、

富士登山後をブルーに過ごしています。

そんなある日、ひなたとここなが富士山頂から出したハガキが届く。

そこに書かれていた文章に、

あおいは少し思い立って行動を起こします

ひなたとまともに登山を始めた最初の山、

天覧山にひとりで登ってみたんですよね。

その登山は、

登山道ですれ違う人にあいさつをしたり、

前よりも歩くのがきつくなかったり、

違う道を選んでみる余裕と楽しさを知ったりと、

以前とは違う自分を感じさせるモノでした。

そして山頂で、

「あれ、あおい?」

ひなたとばったり遭遇。

ヤマノススメ23

うーん、物語的。

(貶していないです。嫌いではないです、こういう展開)

そこで、

「やっぱりまた山に登りたい」

とそう言えたのは、

あおい自身にも、

ひなたにとっても嬉しいことだったでしょうね。

なんだこの、娘を見守る親みたいな気分になるアニメ(笑)

「転んでも、また立ち上がればいい」

今日のあおい's教訓

あおいちゃんは自分で思っているよりも、

ずっと立派な子だと思うのでした。

そしてラストは

あおい「羊羹たべる?」

ひなた「おじいちゃんか!

と言って笑うひなたによる、

仕返しという係り方パターンの伏線回収でした。

「(登山も)また明日、やっほー」

ということで、

ヤマノススメの二期は12話以降も続く

2クール作品のようですね。

先日、公式サイトで確認もしました。

原作の7巻では、富士登山に再挑戦の準備を始めているそうで、

アニメではどこまでが描かれるのか、

今後も楽しみにしていく作品ですね!

以上、富士登山編の感想まとめでした。

ところで、

頭!

任侠にも慈愛の泪をこぼされるあいおちゃん!

p.s 御嶽山の噴火で被害に遭われた方々に労りの念を。

ヤマノススメに影響を受けて御嶽山に登山に来ていたファンの方もいたそうで、

これにめげずに自分の趣味としての登山を愛していって欲しいです。

ではでは。