1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「ヤマノススメ・セカンドシーズン6話~12話『富士登山編』まとめ①」

新六合目「好きな事をするために」の冒頭で、

ひなたのお父さんから富士登山の話を聞いたあおいとひなたが

実際に富士山に挑み、

新十二合目「Dear My Friend」で、一区切りがつくまでの

富士登山』編の感想をまとめて描いてみました。

日本で最も高い山、富士山に挑んだ

あおいたちの軌跡を

ヤマノススメ15

このブログを読むみなさんも、共に振り返ってみましょう。

以下、プレイバック&感想。

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第6話

富士山ご来光の話に感動したのか、

それとも以前から富士山を目にした感動に駄目押しがされて、

情熱に最加熱が決まったのか、

あおいの方から「富士山に登らない?」とひなたに提案します。

ひなたはふたつ返事で「じゃ、登ろっか、富士山!」

早速二人で準備開始と、登山用品店で準備を開始しますが、

あおいはお母さんにその話をした途端、

「夜の登山なんて絶対許しませんからね!」

反対されてしまいます

これはやる気を出している子に対して手厳しい、と

とーしろさんも思う処もなかったのですが、

その後にお父さんがあおいに語ったように、

親にしたら心配もして当然だという感じですね。

「あおいが本当に登りたいと思うのなら、

心配ないんだってちゃんと説明して、説得しないとな」

その言葉に胆を決めて(女子に当てはめる表現ではない)

お母さんに一生懸命さを以って説明をして、

説得に成功するあおいちゃんでした。

今回のあおい's教訓

「強く願う心があれば、道は開けるんだね」

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ということで、7話をはさんで

かえでさんとここなちゃんも交えての

富士登山計画が始動していきます。

第8話

富士登山の計画を練るあおいたち。

山頂でご来光を視るのが目的。

ヤマノススメ16

ヤマノ気温は標高が100mあがるごとに6℃ずつさがるそうで、

標高3776mだと地表から22℃低い気温となる。

そのため、地表が真夏の気温でも、富士山に登る場合には

真冬の恰好をする必要がある。

「教えて!かえでさん」より

ほかにも、

低血糖状態の「ハンガーノックの予防のために

登山中、こまめに食べる行動食(おやつに相当する)を

用意する必要性をかえでさんは説きます。

高山病についても事前に触れられていますね。

それであおい、ひなた、ここなの三人で

お菓子を買いに行くのですが、

ここで羊羹を買っているひなたに対してあおいが

ヤマノススメ14

「おじいちゃんか」

といっているのが、視聴済みの方はご存知の通り

活きてくるのですよね。

いわゆる物語的な(創作的な)伏線ですね。

三人でいても思わず洩れる、

富士登山への不安はみんな一緒のようで。

その夜、かえでさんに相談して話を聞くのですが、

かえでさん経験談ステキです

「嫌な思い出は消えて、良い思い出が残る」

「ステキな思い出って、がんばらないと手に入らないのよ」

とか、リスクとリターンの妙味を既に噛んで知っているんですよね、

かえでさんは。

いやはや、姉さん女房にもってこいの娘さんですね(笑)

あおいはそれを聞いて、

「恐怖は目に見えないから、

とりあえず前に進もう。

ぶつかってから考えよう」

と決意を固めます。

「覚悟、決まったかい、あおいちゃん」

ですね。

しかし、不安と期待で眠れないことが、

また、長く緊張感が身を包んでいることが相まって、

現地ではトラブルにつながるのですよね。

これもまた伏線。

否、

リアルな登山者グラフィティですね。

第9話

いよいよ富士山到着。

まずバスで五合目に行き、

あおいたち一行はそこからまずは本八合目を目指します。

バスで行ける五合目は、

正味では半分の高さではないようですね。

何合目という区分は、きっちり等分されている数字ではない、と。

あおいとここなちゃん、『金剛杖』を装備。

また、食べていた『雲海ラーメン』も符合した二人ですが、

この富士登山の結末を見ると、この符合が

あおいとここなで明暗が分かれるのが引き立ちます。

ともあれ、登り始める一行

休憩をしながら本八合目の山小屋ホテルを目指します。

途中、六合目付近でおかし休憩をしているあおいたちですが、

ここでもひなたの食べている『麩菓子』に

「おじいちゃんみたい」

と突っ込むあおいちゃん。

そういえば、

気圧のせいでポテチの袋がぱんぱんに膨れているシーンを

描きたかったのでしょうが、

あれは中身をジップに入れなかったのが不自然なような気もします。

登山開始当初は、あおいが先頭、かえでが最後尾

だったのが、

七合目を過ぎて険しくなってくると、

ここな⇒かえで⇒ひなた⇒あおい

の順番に。

かえでさんは急かずじっくりの玄人ペース配分ですが、

注目するのはここなちゃん。

意外とマッシブなのでしょうか。

この登山の最中も、最後まで辛さをあまり口にしていませんし。

森ガール、あなどりがたし!

辛さを感じながらも、

雲の高さを超えて見えた景色に

「やっぱり来て良かった」

ヤマノススメ18

とあおいは感想を抱きます。

しかし、まだ先は続く。

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おっと、長くなりましたので今回の記事はここまで。

続きは次回のエントリーで。

ところで、今日の昼に長野県と岐阜県の境の

御嶽山が噴火したそうですね。

登山中だった登山者たちの様子が動画でアップされていました。

これは怖いですね。

自然の脅威と向き合ながらも、

その自然の懐の素晴らしさに接し続ける方達に尊意を。

しかし、7年ぶりの噴火を指して、

「ついに山がお怒りに」

原発を止めないせいだ」

とかTwitterで口にしている人を見ると、

山岳信仰ですらない、

ただの社会情勢にかぶせて言いたい事を言っているだけに感じて、

なんだかな~、です。

ともあれ、火山灰に襲われた登山者の方への心慮を致します。

彼らは自分の趣味が二次的災難に遭遇するこを承知の上でしょうが、

それでも、

「大丈夫ですか」

くらいは思います。

ではでは。