1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「ペルソナ4ゴールデン第11話感想。マリー(クスミノオオカミ)の役割まとめ」

ペルソナ4ゴールデン・アニメーション。

前回10話のラストがまさかの全滅のままストーリは

どう進行するのかと思っていましたが、

どうやら常世と幽世の意識の狭間でマリー(この場合はクスミノオオカミ)

と対峙することで、悠たちは復活するようですね。

 

ゲームだと全滅復帰のアイテムとかありましたっけ?

P4G未プレイなのでよくわかりませんね。

 

というか、全滅エンドからの展開自体アニメのオリジナルでしょうし、

そういう理屈ではないのでしょう、多分。

 

それよりも、精神世界

 

これがバスの中というのが意味深ですね。

死者が降りていくバスというのが、「七日目の決意」のMVと似通っています

気になる方は当ブログの9月20日記事を読んでみてください

動画がありますので)

 

で、ここで悠に自身への恨み言のように語ったクスミノオオカミの真実が

前回から語られなかった、マリーが悠たちの記憶を消して、

独り「虚ろの森」にこもった真意だったわけで。

 

 

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ここで

「クスミノオオカミ」=マリーという存在と、その役割のまとめ。

 

クニノサギリ」(生田目戦)と

アメノサギリ」(禍津稲葉市・真犯人戦後)と同様

テレビの中の世界の存在である「クスミノオオカミ」。

 

第10話でマリーが語ったように、その役割と目的は

「人が何を望むのか」をサギリたちに伝えること

 

ちなみに、アメノサギリは人の望みを霧によって叶えることを目的としていた。

しかしその方法は人間の終焉を招くモノだった。

 

現実世界を「晴れぬことなき霧=マヨナカテレビの世界」で浸食し、

すべての人間をことごとくシャドウにしようとした

 

アメノサギリの言では、

「霧に覆われた、人間がシャドウと化した世界」が「人が望むこと」であり、

アメノサギリは自身の役割としてその望みを叶えようとしただけだという。

 

クスミノオオカミ(マリー)の役目は、前述のように

自身を仲介してサギリ達に「人が何を望むのか」を伝えること。

 

その結果、現実世界が霧に覆われそうになったのだから、

記憶がなく無意識の行動でありはしたが、

マリーは自身の行いを悠たちに敵対するスパイ行為と言って、

自分を責め、悠たちを拒絶する理由の一つとして語った。

 

そして悠たちに隠していたクスミノオオカミの真実。

 

マリーが「自分は消えなくてはならない」と語った理由

 

サギリたちとクスミノオオカミの役割は本当は、

「人の望み」に応えて霧を制御すること。

 

サギリたちが霧を生み出し、クスミノオオカミがその霧を取り込む。

 

そうすることで霧が八十稲葉市の外に溢れ出し、世界に拡散することを

留めるように制御されていたのだ。

 

ペルソナ4ゴールデン第11話

 ©2014 ATLUS ©2014 SEGA/P4GA Committee

 

何か月もかかっているはずの霧が、稲葉の街だけしか覆っていなかった

(街の外に拡がらなかった)のはこのためである。

 

マリーは記憶がないながらも、この霧を取り込むという役割を果たし続けていた。

 

ここからがマリーが「消えなくてはならない」と言った理由の肝で、

 

12月以降の稲葉市は、悠たちがアメノサギリを倒しことで霧が晴れたのではなく、

本来ならサギリを倒したことで、内包されていた大量の霧が一気にあふれ出すはずだった。

 

そうすると、世界は霧で覆われる結果になっていたかもしれない

 

だが、そうはならなかった。

それはアメノサギリに内包されていた霧を、マリーがすべて引き受け取り込んだからである。

 

ここまでくればマリーの語る通りで、

彼女の中の霧が解放されれば、世界は霧に覆われて、人間はシャドウ化し、

すなわちそれは「滅び」を意味するのだろう。

 

だから、ほどなく消滅する「虚ろの森」とともに消え去ることで、

内包した大量の霧も処理し、

世界を護ろうとしている

悠たちと過ごした楽しい思い出のある世界を。

 

そしてそれを今のクスミノオオカミとしての自分の役割としている

ということなのですね。

 

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番長復活からのマリー説得バトルの開始ですね。

 

霧で自身をも覆い隠すではないのですが、

外連味のある(中二臭い)言葉で本音ではなく体のよい理由を述べるマリー。

 

そんな彼女に番長は

「そんな言葉は全然響かない。叫べ!お前の本当のこころをッ」

と迫ります。

漢度まっくすですな、番長!

 

対してマリーは応えます。

「死にたいなんて嘘に決まっている。

みんなと一緒に居たいに決まってる。

助けてよ、悠」

 

番長「当然だ!」

 

しびれますね。

困難を物ともせずに、大切な人の願いを肯定できる。

ほんまに漢やで

 

パーティー全員のペルソナが最終形態になりましたが、

じゅーしーは実はこのペルソナ初見でしたので

テンションだだあがりです!ひゃっはーっ熱いぜぇぇえ!!

 

そして見事マリーちゃん奪還からのアイキャッチ

エロい。

アルマダビスチェかな?

 

「助けてくれて、ありがとう…。あと、ごめんなさい」

 

素直にお礼と謝辞を述べるも、全員から意外な顔をされて

照れるマリーちゃんがむちゃ可愛いですな。

ツンデレポエマーの面目躍如か(笑

 

「なんなの?いっぱい傷ついて、私のこと助けに来たり。わけわかんない」

「本当にわからないのか?」

「……知らない」

 

とかもね、もうこの子は。

あー、じゅーしーはマリーちゃん好きだわー。

 

 

後半は一件落着からのゴールデンなギャグパートでしたね。

 

9話の感想で女子のお風呂シーンがないことに血涙をながした

じゅーしーでしたが、ここで挽回して来るとは、

なかなか憎い演出をしてくれますね。殺人!湯煙!いえーっ

 

バレンタインチョコ殺人事件、2連ちゃん参ります。

 

外道スライムかよ。

 

ペルソナ4ゴールデン第11話

©2014 ATLUS ©2014 SEGA/P4GA Committee

 

菜々子、それは教わる相手を間違っている。

 

ペルソナ4ゴールデン第11話

©2014 ATLUS ©2014 SEGA/P4GA Committee

 

そして同じパターンのマリーちゃん。

 

この角度エロかわいいですね。

 

というながれで、次回は「あの方」とのラストバトルで

最終回のようです。

 

マリーちゃんてエンディング後にも存在し続けるのだろうか?

後日談にあたる格ゲーにでているっぽいので、大丈夫かな…。

という疑問を抱きつつ、次回へ。

 

っていうかエンディング曲を歌っているの花澤香菜さんじゃん。

(本来は、平田志穂子さん)

 

 

ではでは。