1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「家電の電磁波による健康への影響と、その対策をしてみたアレコレ」


今回は、今年になって気になって調べてみた、
電磁波』について
書かせていただきます。

 

皆さん、スマホや家電製品から発せられる
『電磁波』について、
どれくらい気にされているでしょうか?

 

ひと昔前からよく、電車やバスのなかで
心蔵のペースメーカーに影響があるので
という理由で気にされている方々がいる一方で、
そんなモノは関係ないし影響はない、
という人も大勢いる
あの『電磁波』です。

 

電磁波と一口にいっても、
電界と磁界、マイクロ波などの
複合を言うようで、
一口に電磁波とは言えないので、
より詳しく知りたい人は調べてみてください。

 

この電磁波。
しかし、よくよく調べてみると、
スマホ携帯電話を含む家電製品全般から発せられる電磁波は、
健康な人にとってはあまり大きな影響はないものの、
25V/m(ボルト毎メートル)という一定の電界
を基準としてそれ以上の強い電界の電磁波を長時間、
長期間に渡って浴び続けると健康被害がある、
という科学的な根拠が当たり前の見解に
この数年でなりつつある
ようになっています。

 

というか、絶縁処理や耐電の各装備など、
専門にそうした仕事をする方たちにとっては、
割と当たり前の事柄だとも思えてきます。

 

一般的な認識ではよく、
パソコンで書き物作業をしていると
肩が凝るとか、しばらくすると
アナログで勉強しているよりも疲れる
ということを経験される人たちも多かったことと思います。

 

これらは、パソコンとその周辺機器、モニターなどから発せられる
電磁波を、1時間もそれ以上も地味に、腕や机の下の足、上半身などに
浴び続けている結果なのだそうです、実は。
(無論、その人のその日の活動内容からくる疲労や、
空腹によるエネルギー不足、睡眠不足などの複合的な理由も
絡んで、そうした疲労状態になっているという事情もあります)

 

実際の計測実験

 

今回、気になって色々調べる中で、
自分自身のノートパソコンの実際の電磁波の数値を
調べてみることにしました。

 

Amazonで市販されている電磁波の計測器です。
安い物で4000円くらいから、
高い物で2~3万円台などピンキリであります。

 

自分は電界と磁界を計測できる
4000円くらいのCAMWAYの電磁波測定器
を購入しました。

 

これで、実際に日常的に使用している
ノートパソコンの電磁波を測定してみました。

 

その時の測定数値画面を写真に撮っておけば尚よかったのですが、
それは忘れていて、メモ書きだけの記録で申し訳ないのですが、
だいたいこうした数値でした。

 

自分の作業環境
ノートパソコンと21型外付けモニター

 

状態 ノートパソコンの電源はアースなし 充電ケーブル未接続時(平時)
ノートパソコンの本体 
~10V/m

 


状態 アースなし 充電ケーブル使用時(充電しながら使用した状態)
70~80V/m

 

加えて、外付けモニターは、
アース線はあるものの部屋にアースコンセントがないため、
アースしておらず、
平時から
~180V/m

 

※今回は電界に関しての計測についてと対策で、
磁界については記載しておりません。
磁界の対策となると考え方がまた別になるみたいなので。
基本的に、磁界については電界が弱まられば伴って
ある程度磁界も弱まると思っていただいて、
家電製品については心配は要らないと思われます。

 

計測しながら調べてもみたのですが、
これらから
ノートパソコンは充電ケーブルを接続した状態だと
本体の電界磁界がかなり高くなります。

 

さらに調べて試してみたのは、アースをとった状態と
とらない状態での電磁波の違いです。

 

外付けのモニターは、ノートパソコンにHDMI接続で、アース線がありますが
アースコンセントが古い室内になく、未接続な状態。

 

これを、部屋の外の小さな庭の地面に、
アース棒を指して埋めて、外付モニターのアース線と
市販のアース延長線を結んでアースをとりました。
(本来は地面にとるアースは家電製品にしない方が良い、
という話ですが……皆さん、そこはお試しになる際は、
自己責任でお願いします)

 

ちなみに、アース棒でのアースの取り方は
調べればたくさんでてきますし、
必要なモノも一緒です。

 

市販のアース棒(割と安価)
延長用のアース線
アルミ箔(調理用でOK)
ゴムテープ(ガムテープではなく)
地面を掘る用のシャベルと軍手

 

くらいです。

 

この結果、
アースをとった外付けモニターの電磁波は電界はほぼ0近くに。

 

そのモニターとHDMIケーブルで繋がっているノートパソコンも、
同様にアース効果があり、ノートパソコンのモニターと
本体部分の電界はかなり0に近い低い状態になりました。

 

アースをとらない状態の外付けモニターの電界が150~180V/m
だったのを考えると
(その数値が回りに発せられて手先や机の下の足に浴びていたと考えると、
計測した際にぎょっとしましたが)
この数値の激変、激減には驚かされました。

 

考えてもみてください。
科学的に安全値とされる25V/mの6~7倍以上の
電界を地味に体の一部に浴びていたことになるのですから。

 

これは、やるとやらないとでは、
その電子機器にもよりますが
地味に健康に影響があるのはそりゃそうか、
だったわけです。

 

ちなみに、

 

電気毛布とか電気炬燵とかも
そういう意味で結構危ない製品なのだと
…………。
使い方によっては健康に大きく影響はないそうですが、
特に
まだ体も小さく大人よりも病気などへの抵抗力も低い、
免疫力も体力も大人よりも低くどんな病気になるかわからず、
問題になる可能性が高い幼児の場合、
そうした機器を使うのはなるべく控えた方が良いそうです。
(100%使わないなどのあまりに神経質になると、
また別の問題も生じますので、
その辺は程度問題で臨機応変に)

 

それとともに、正しくアースや電磁波について知って、
その対策をするかしないかで、
パソコンやスマホ、家電製品による
地味で長い期間に渡って受ける健康被害が違うのだと
よく分かりました。

 

ちなみに、電磁波の強い弱いは
スマホや電子レンジ、
冷蔵庫やエアコンなどの家電製品でもそれぞれあるようで、

 

皆さんのもっとも身近で大切なスマホで言うと、
(当然、機種や新しい古いでも数値に差は生じますが)

 

充電していない平時のスマホ本体は、
手で持つ裏面の電界数値はほぼ0で問題ありません。
また、ディスプレイ面はほんの少しだけ数値が計測されるくらいで、
健康上の影響はほぼ考えなくても大丈夫なようです。

 

ただ、ここからが少し注意していただきたい点で、

 

スマホは充電中、充電ケーブルを差した状態では、
電磁波の数値が結構高くなります。

 

これは充電しながら1時間もそれ以上も使用することで
疲労を感じる原因だと思われるそうですし、
また、
スマホを充電しながらの状態でベッドの枕元において
そのまま寝る、
というのはたいへん危険な行為だそうです。

 

具体的にはおのおの調べていただきたいですが、
そのことに気づかずに長期的にそうした状態でいると、
気づくと原因の判らない疲労状態や何等かの疾患に繋がっている
場合が考えられるそうです。

 

「私はこれまで何年も携帯をそうやって使ってきたけど、
全然健康だし問題ないと思うけど~」
という方もいるとは思います。

 

ただそれは、運よくそれまでの食生活や健康状態に恵まれている心身で、
そうした電磁波から受ける健康被害
比較的かなり受けにくい、
というだけにすぎません。(あと、若くて元気だと
自分は大丈夫だと思い込みがちなのもあります)
実際に、もう科学医療の面ではその健康被害に関して
警鐘が鳴らされ始めているのが2020年に入っての現状のようです。

 

簡単にいうと、
健康に気を遣うなら、
スマホは充電中は使わない、
枕元や頭の近くには置かないこと、です。

 

また、家電製品にしてもアースをちゃんととっている製品や
ご家庭は良いのですが、
意外と古い家屋やアースのない賃貸の部屋などもあって、
それで家電から強い電磁波が発せらているのに気づかず、
地味によくわからない疲労を感じているケースや、
場合によって思い病気にかかっていることもあるようです。

 

実は、実家の茶の間の液晶テレビや電気湯沸かし器、
古い電子レンジなどもアースをとっていなかったようで、
計測してみると電子レンジで楽に180超えのかなり危険な電界になっていることが
分かりました(汗

 

みなさん、本当に
とれるならちゃんと製品の指示通りに
アースはつないでください!!!!!
本当にこれ、超大切だったようです!!!!!

 

調べた結果と感想

 

こうした電磁波の影響は、
『目に見えない物』で、
だからこそ疎かにされがちで、
個人差があるのでなおさら認知が疎かになってきた実情があるようで、
そのために知らずに健康を害していた人たちも大勢いたかもしれません。
この記事を読んだ方々が、ご自宅ですでにアースを当たり前に行っているなら
心配はそれほどありませんし、
スマホも距離をとって使用しているならご安心ください。

 

ただもし、その対応を誤っていたと知る機会になった方がいるのなら、
今からでも遅くはありませんので
(かくいう自分も10年間以上そうした認識がなく
家電やパソコンを扱い、デジ絵も長時間描いてきていました)
ほんの少し気をつけて電磁波対策をしてみてください。

 

自分で確認して実感や納得がしたいなら、
計測することがまずスタートになりますが、
その数値が高い状態だったなら、

 

まず、
1、使わない時はコンセントを抜く、
2、その電子機器から距離をおいて使用する
(ノートパソコンやモニターも、50センチもいらない距離を
とるだけでもだいぶその電界磁界の強さが変わります。
これもご自身で調べてみるとさらによく分かることと思います)
3、アースをとる、
(アース線があるならコンセントでアースをとり、
ないなら外の地面でアース棒でアースをとる方法も
あります)
4、電磁波の強い家電などに長時間触れてだるさや疲労を感じるなら、
体に帯びる電気をアースをとります。

 

これは、シャワーや入浴によってもリフレッシュできますし、
ちょっとしたコンクリなどの壁に手をしばらくふれているだけでも
効果があります。
また、水やお湯で手を洗う、
洗面器にお湯や水を張って足湯をする、
地面や砂などに素足をしばらくつけることでもアース効果があります。
ちょっと絵面がスピリチュアルやファンシーかもですが、
樹木の幹に手で触れていることでもアース効果はありますし、
土いじりとかも効果ありです。

 

他に、夏場という限定的な方法ですが、
海水浴で海の水に浸かったり砂浜をはだしで(熱いですが)
歩いたりすることでもその効果があると思われます。

 

(こう考えると、20~年くらい前の生活形態では
家電の影響があっても自然に無意識に
そのデトックスが行われていた人も多かったのかもしれません。
そりゃこの観点でも
リモートとかでも部屋にこもって
パソコンとにらめっこしている期間が長くなれば、
心身に悪影響も出ようというものです)

 

これらが、基本の電磁波対策になります。
たいていの場合はこれらを意識していれば、
それほど問題はないという話ですが、

 

場合によって住宅周辺に高圧電線があったり
電車が近くを走っていたりでも
高い電磁波が計測されるそうです。

 

この場合は、なるべく上記の4つを行い、
それでも体調に違和感や疲労を感じるなら、
引っ越しも視野にいれる方が良いかもしれないそうです。

 

あと、巷やネットでは、
こうした電磁波に対する意識、リテラシーが高まるのに乗じて、
すでに様々な耐電、電磁波除去、電磁波対策のグッズが販売されています。

 

それについては、自分も少し安価な物などを試してはみましたが、
玉石混交、
なかにはあまり効果のない、詐欺とまではいかないですが
高いだけの商品もあるようなので、
あまりお金を出すことばかり考えずに、
身近なところからできる対策をした方が良いかもしれません。

 

最後に、電磁波に関しては
私たちは家電機器を使用することが当然の生活なので、
どうやっても多少はその数値はつきまといます。
『電磁波を100%』カットして電磁波0にはできない、
ということを分かったうえで
電磁波について理解、認識して、
あまり過剰に気にしたりせずこうした対策を行って欲しいです。

 

今回は、そんな電磁波と健康に関する
あれこれについて、
実際に調べてみた結果を
書かせていただきました。

 

ではでは~。