1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「騒音対策につかう耳栓の特徴と選び方のポイント①」

 

環境的に騒音にながらく悩まされております。
今回は、そんなわけで騒音対策に関して
この数年で試していたことを
最近のことを交えて紹介したいと思います。

 

基本的なこともあり、既知のこともあるかもしれませんが、
騒音の悩みを少しでも解決するヒントになれば幸いです。

 

そもそも、騒音の悩みというと、

 

近所に車の出入りが多い、近所や自宅の人の声や生活音が日常的に大きい、
ドアなどの大きな音やオーディオ、テレビの音、
それに工事の音などが挙げられます。
人によっては同床のパートナーのいびきに悩まされて、ということもあるみたいです。

 

騒音に悩まされると、
日常生活でのストレスになるだけではなく、
外での勤務や自宅での作業においての効率の低下、
さらには生活サイクルは人それぞれで、騒音によって睡眠不足になることもあります。

 

睡眠不足は集中力や注意力をさげ、仕事の効率や精度に障りがでるだけでなく、
感情的になりやすくなり対人トラブルにも発展するケースもある。
騒音は対処して解消できればそれにこしたことはないが、
対処ができないことも多く、それに対してのストレスが溜まってしまうのは
避けたいところだと思います。

 

そんな騒音対策、原因が排除できないなら、
少しでも快適に過ごせるようにこちらが対処していくのも
ありだと思います。
そこは柔軟に。
工事の人も仕事ですし、子供の扱いがヘタな親というのは
世の中かなりいて、今後も出くわす案件かもしれませんし(あまり考えたくはないですが)

 

その騒音対策にもいくつかあり、

 

耳栓
イヤーマフ
オーディオでの音楽や環境音の動画で紛らわせる

 

などが挙げられます。

 

前置きが長くなりましたが、
今回は環境音に慢性的に悩まされている身として上記すべてをある程度試したうえで、
その特徴と問題点とを記したいと思います。

 

これらを読んで、各々にあった好み物や、
これならできそうという手段を選ぶ参考にしてくだされば幸いです。

 

耳栓

 

昔ながらにしてスタンダード。耳に栓をして遮音、防音処置をするタイプ。
耳栓は形状などによってタイプがあります。

 

他に、選ぶ基準として

 

『遮音性』と
『つけ心地』

が一般的に確認すると良いこと。

 

工事現場や機械作業、飛行機やマリンスポーツの機械音などの対処としての
『用途』
にも応じて
『遮音性(防音性)の高さ』(NRR値(北アメリカ規格))で選ぶと良いようです。

 

NRR値は、
『現在の騒音からどのくらいのdb(デジベル)をさげた状態にしたいか』
で製品を選びます。

 

まったくの無音、0dbとは人間の耳には存在しないようで、
一般的に30dbくらいで静かな部屋でささやくような静かな音の状態なので、

 

今現在の環境での騒音について、
スマホのアプリで騒音メーターをいれて、騒音の数値を計測して、
60~70dbくらいの物音なら
30db以上のNRR値の耳栓を選ぶとかなり静かになる。

 

まったくの無音というわけではないが、
聞こえてもささやき声くらいのレベルで、作業や睡眠に障りはなくなる

 

経験談として、
遮音値32dBの耳栓⇒ほぼ騒音も隣室や近所の話声もは聞こえない
遮音値28 dBのイヤーマフ⇒ドアを閉める音や車のエンジン音、低音の声などモノによって聞こえる
百均の耳栓(遮音値の記載なし。20半ばの遮音値dbと想定)⇒
まったく防音しないわけではないが話声がささやきくらいに聞こえるが、
これでも安眠はできていたこともある

 

NNR値はこのように遮音値(NRR値)で音を抑える力に差があるので、
選ぶ際の基準のひとつにして欲しい。

 

耳栓のタイプ

 

◎スポンジ状フォームタイプ
 円筒形のスポンジ素材タイプ
 装着時に押しつぶして形を変えて装着する
 材質的に水洗い、再利用不可
 1回きりの使用ではないが、頻繁に使う人は衛生面を考えコスパの点で難
 遮音性は高め
 フィット感は割と良い傾向。ただし装着のやり方を正しくしないと音漏れする

 

◎プラグ状フランジタイプ
 複数のヒレが層状態になっている
 シリコン素材などが多いタイプ
 水洗い、再利用可
 遮音性はピンキリ(上記のように百均と遮音性32dbではだいぶ違う)
 装着感がやや違和感のある場合も

 


◎シリコン粘土タイプ(個人的に未使用のため既存データより)
 柔らかい粘土素材を耳につめるタイプ
 直接蓋をするのでフィット感は関係ない
 防水性があるので水泳やマリンスポーツなどの用途にも使用可
 防音性は低い
 使用は一回きり
 粘性がややあり、布団などで使用すると繊維が付着する(布団や枕の被害は?)

 


◎デジタルタイプ(同上未使用)
 イヤホンのように使用
 デジタルの音波処理でノイズキャンセリング
 製品によってはNRR値の段階設定が可能
 アナウンスや呼びかけ声の周波数の音は聞き取れるレベルの遮音性
 環境によって高温のキーンなどの音が気になる
 機械式なので製品によってはバッテリー、電池の補填が必要
 基本的に高価
 衛生面については就寝時に使ったデータは未知
 睡眠7時間として日常的使用した場合の電池等は当然かかる

 

耳栓の材質について

 

耳栓の材質によっては、アレルギー反応を起こしたり、
肌に合わずにできものができたりします。

 

自分の例では、まず、
百均の熱可塑性エラストマーという材質のフランジタイプを数年使用していたが、
遮音値が低かった。
そこそこの遮音性で、声やドアを閉める音が聞こえていた。
ただし、それでも就寝時に使用することでしっかしした睡眠ができ、
安眠の手助けにはなっていた。
こちらは肌に異常はなかった。

 

環境の音が増加したことで、より遮音値の高い
メーカー物の32dbのフランジタイプを使用したところ、
遮音性はとても良好だったが
シリコン素材が自分の肌にはいまいち合わなかったのか
就寝時に使っていると翌日には耳の周りにできものができたので使用を中止。

 

熱可塑性エラストマーは熱処理して固めたゴム素材といえて、
シリコンはゴム素材の熱硬化性エラストマー
に分類されるように両者は若干の違いがあるようです。
しかし、
これが個人的に肌に異常がでた決定的な理由かは専門的な知識がないので明言を避けます。

 

ただ、耳栓ひとつとっても例えば素材がゴム製品の場合、
ラテックスアレルギーの方は問題があるなど、
材質にあう合わないがあるようです。

 

なので、直接肌にふれる物でもあるので、
耳栓を選ぶ際には上記にくわえて

 

『素材との相性』

 

も選択肢として考慮しても良いかもしれません。

 

今回はここらで。
後半2回目は、耳栓以外の防音グッズについて少しと、
耳栓の今後試したいオススメについてを
書かせていただきます。

 

ではでは~。