1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「小学校時代の習い事でしたズルとその後。今週のお題「告白します」」

今週のお題「告白します」

 

今回は、今週のお題「告白します」で
書かせていただきます。

 

タイトルにもありますが、
自分が今回告白したいのは、
小学校時代にしていた習い事、
珠算、そろばん塾でやらかしたことです。

 

当時はそろばん塾も割とメジャーで、
自分は小学二年生くらいから通っていたのですが、
始めた頃は計算が苦手でした。
幼稚園から絵や工作が好きなタイプで、
完全に親の指向、
子供の性質をあまり考えずにとりあえずやらせてみる一環だったのだと思います。

 

それでもまあ、基本が真面目な性格だったので
通い続けていたのですが、
何級だったか、計算が小学校よりも先取りになって
(珠算塾はあるあるなのです。
5桁7桁の乗算除算もありますし、
小学校高学年前でも1級~になると√計算もしますし)
結構むずかしくて、練習問題の得点も振るわず、
行くのもいやになっていた時期があったのです。

 

でも、親の行けというプレッシャーと
仲間うちでのお互いへのチキンレース的意地の張り合い感もありました。

 

そこで自分が採った手段というのが、
今回の告白ごと。
もう二〇年以上前なので、時効ということで
今回書かせていただきます。

 

それは、計算に、当時はやりだった100円ガチャガチャでゲットした
簡易電卓を使い、
隅の方の机に陣取り、こっそり電卓で計算した答えを書いていたのです。

 

……うーん、ギルティ。

 

それがその後どうなったのか。

 

ある日、たまたま自分が座ってその行為をしているところに、
そのすぐ1メートルの距離のドアから入ってきた(塾の時間に遅れてきた)
女の子にばったり目撃されました。

 

気まずかったですね。
その後どうジャッジがくだるか、戦々恐々でした。

 

先生の採った判断は、
そのすぐあとに、今の級の昇級テストを受けなさいというものでした。
しかも、先生の目の前の席で。

 

……いやあ、顔真っ赤にして分からない計算にそろばんはじいて
間違った答えをなんとか埋めていました。
思い出しても頭抱える案件です(泣笑)

 

その結果はどうなったか。
もちろんそのテストは落ちました。
そりゃそうです。

 

それで先生は何も言いませんでしたが、
自分は素直に反省しました。
やったことのまずさと、
良くないことはどこかでばれるということを一〇歳くらいだったかで学びました。

 

それで地道に勉強して練習して、
他の人よりも遅かったですが、
最終的には中学1年途中まで通い、
珠算は一級取得、
暗算は二級を取得していました。
あと、自慢では決してないのですが、
小学校最後のその県下の珠算大会で暗算部門3位に入りました。
これは同じ塾の皆がそれ以下の成績で、誰も、先生も思っていなかったらしく、
かなり驚かれました。

 


自分は親が経済的になかなか吝嗇家で、
そろばんが数年かよって二つしか使わなかったので、
後半は歪んだそろばんでよくずれてご破算になるし、
珠は頻繁にくっつくしで
かなり苦戦していました。

 

周りが新品や、当時脚光を浴びたワンタッチで計算できる状態にするそろばん
(これは昇級試験は制限時間が設けられているで時短になって有利)
をうらやましく見ていましたが、

 

それでも暗算の読み上げ時間では正答率が割と良かったので、
(大会の結果もついてきたのもあり)
あとから思うとそろばんの性能に足を引っ張られていたけれど
計算能力自体はそこそこ伸びていたのだと思えます。

 

その計算能力で学校での数学の成績も良かったですが、

 

自分の間違いを受けとめてがんばって正しい努力をした結果
ある程度計算能力が高まりましたが、
あまりそっち系の能力を伸ばす性質ではなかったのだと
今は思います。

 

ただ、このやらかしのお陰で
もともと真面目だったところに
(そんなことをして真面目とかwとお思いでしょうけど、
それだけ苦しかったのだと思っていただけると幸いです)
さらにこつこつやることの大切さを知り、
じっさい周りからすると時にドン引きするくらいこつこつやり、
また自分の間違いを認める気持ちに
へんなプライドを張らないようになりました。

 

それはありがたい経験になったと思っています。

 

これはそんな風に自分で考えるように接してくださった
当時の珠算塾の先生のおかげだと思っています。

 

その当時でもう四十代後半くらいの
地元では名の知れた女性の珠算の先生だったのですが、

(思い出すと子供心に風格と威圧感のある先生でした)
……うーん、今はさすがに現役で指導はされていないお年でしょうか。

 

この場を借りて、S先生には感謝を述べたいと思います。
その節は、貴重なご指導ありがとうございました<(_ _)>

 

まあ、客観的にみると痛い目みて反省したという話で、
本当痛い話だと笑ってやってください^^

 

それととももに、そんな事がありましたが、
自分の子供だったころの間違いもときにそういうプラスになるのだな、
というひとつの例として今回は書いてみました。

 

今回は、そんな今週のお題「告白します」で
書かせていただきました。

 

ではでは~。