1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「ある小説を読んでようやく知った『ジョジョの奇妙な冒険』5部のアレのこと」


今回は、タイトルにあるとおりです。

 

ジョジョの奇妙な冒険は5部までアニメ化されたので、
内容を知っている方も多いかと思います。
その内容からなのですが、こちら。

 

5部のフーゴナランチャにスパゲッティーを食べさせるエピソード。

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 集英社 荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険」より

 

これなのですが、
最近、マリオ・プーゾォの小説の『ゴッドファーザー
(映画としてはあまりに有名ですが)を読んでいるのですが、

 

そのドン・コルレオーネが次期相談役として、本来は部外者のトム・ハーゲンを据えたのですが、
このトム・ハーゲンの少年時代の回想の彼と、ドンの息子ソニーとの様子が、

 

そのものナランチャフーゴなようです。

 

この部分を読んで、そういうことか。なるほど。と合点がいきました。
特徴的で独創的なシーンと感じていたいましたが、
このことを『ゴッド・ファーザー』を昔から読んで知ってる人はずっと知っていたんだな、
とこの年になってようやく分かりました。


この記事を読まれた方で知らなかった方は、
是非『ゴッド・ファーザー』を手に取ってみてください。

 

それと、スティーブン・キングなどを読んでも合わせて思ったのですが、
荒木先生は海外文学に親しみが深く、
結構アイデアのインスパイアがあるようです。
それが色々読むようになって分かってきたとも思います。

 

荒木先生ほどの偉大な作り手でも、
先人へのリスペクトと模倣という当たり前を行い、
面白くするために貪欲であり、
だからこそ世界の様々な受け継ぐモノから生まれた
ジョジョ』という作品があるのだな、とも感じました。

 

今回は、そんなジョジョ関連について
書かせていただきました。

 

ではでは~。