1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「NARUTOの岸本斉史先生の新作『サムライ8』……に対しての反応について思うこと」


今回は、Twitterでトレンドに入っていた
NARUTOの作者である岸本斉史先生原作の新作として連載されていた
『サムライ8 八丸伝』
……の、連載結果に関してのネットの反応について思ったことを少しだけ
書かせていただきます。

 

そもそも、NARUTO自体、忍界大戦でネジがやられたあたりで離れた人間なので
(特にネジがどうこうではなく、
ジャンプで追っていた他の作品の事情で)
週刊自体から離れたので作品自体には何も言う立場にはありません。

 

ただ、今回の件は
面白くなかった結果として連載終了となったとしても、
それをSNSで叩いているネット民たちを見ると、
好意的な意見もあるのですが、
どうも強者のミスをこれみよがしに手を叩いて喜んでいる感が
今回もか……という印象で、
正直、ネットのヲタクはまだそんなことをやっているのか、
と思いました。

 

ある歌詞で(若干変更して掲載)

 

世間は有名人が堕ちるのを涎を垂らして待っている連中ばっかりだ

 

というのがありますが、
これに対して、
強者を妬む一般的な考え方や気持ちは理解はできるのですが、
個人的に
今、世間の自分よりも何かで秀でている人に対してのネガティブな感情があるのなら、
妬んで足を引っ張ったりして憂さを晴らしてごまかしていないで、
自分のできる分野で少しずつでも出来ることをしなよ、
という考え方なので、
こういう手合いは……そういう格好わるいマネをしていて
いつか出会う大切な人に会ったとき、そんな自分は顔向け出来るのかな?
と思うのですよね……。

 

こう言って激怒する人も分かります。
恥ずかしくないのか?と正論でも恥をつきつけられたら
怒るのは大体の人の在り方です。
上記の強者叩きの人たちがそうして自分の人生の憂さを晴らしているとして、
こちらはそうした人たちを批判して叩いて憂さを晴らしているんじゃない?
という見方もできます。

 

ただ、現状じゃなくてもどんな時代でも不安で不満があるのはみんな同じで、
そのなかで今回の話題の岸本先生にしても
そうした人たちは、少なくとも
過去にも(それからも、そしてこれからもかもしれない)
そうした誰もが抱えるモノと向き合って、現実に対して自分にできることをした
結果として『強者』足りえたのですから、
そのことも踏まえて自分を見返してみて欲しいと……そう感じます。

 

やっぱり、自分の現実への怯みやそこからくる行動の不足をよそに、
『強者』足りえる事を成してきた人を叩くのはみっともないと思いますから。
 

そういう取り組みを正しくしている人は、
少なくとも苦労が分かるので安易にそうした他人を叩いたりはしないと、
経験的に思いますから。

 

……と思うような今回の件でしたが、
岸本先生のファンの方々には
(自分もNARUTO開始当初から熱をあげていた人間ですが)
Twitterでポストされていた方の引用になりますが、
NARUTOのペイン編であった
『3部作の2部作目は駄作であり、3部作目が良い作品になる』
ことを期待したいところだと思います。

 

しかし、世の中色々な価値観の人がいるから、
みんながみんなネガティブな考え方からぬけられるわけではないのですが、
こういうのを見るたびに
うーん……もうちょっとがんばろうやお互い、
と思ってしまうのです。

 

そんなことを少し書かせていただきました。
ではでは~。