今回は、ちょっと趣を変えて
よくきく月の話です。
月に兎が見える、
という話はよく聞きますが、
同時にそんなモン見えない!という反論も聞きます。
実際、自分もこれまでそんな風に見えた感じはなかったです。
だから、ただの古いお話くらいの認識でした。
ところが、先月の満月でふと空を見ると、
その煌々と光る満月の影の部分が、
「あれ……なんか兎のシルエットに見える……」
と思ったのです。
その時は、まあ何かのたまたまでそう見えただけだろう、
くらいに思って放置したのですが、
昨日の満月でもそう見えたのです。
よくよく見ると、もしかしたら、
月のくぼみの影の部分が違うことでそう見えるのかな……?
と思って、昨日はちょっと時間がなかったのですが、
今日、先ほど、一眼レフで月(ほぼ満月で、兎のシルエットが見える)を
撮影してきました。
その画像ですが、
ズームレンズで撮影して、
拡大すると兎のシルエットには見えませんが、
遠目だと次の赤線で示したように見えるのです。
自分が気づいた時は肉眼で、
遠目に光っている今の月を見ると、
そういう風に見える状態のようなのです。
これは、月の巡りの関係か、地域によるのか、それとも時間帯か。
月は同じ面を見せると言いますし、
これまでは視力の関係や、天候状態の重なりで
ただ気づいていなかっただけという線もあります。
そこで、昨年の9月2日に初めて一眼レフで撮影した満月を確認したところ、
……影の位置がやはり違いますね。
時間帯は、昨年9月は夜11時頃
今回の月は夜9時過ぎでした。
専門的なことは知らないので、間違いの素人解釈かもしれませんが、
月の自転にしても約2時間でここまで影の位置がずれるものなのか?
これらから考えられるのは、
だとしたら、
兎のシルエットに見える条件の時期や地域や時間帯に、
見合わせた人が
「兎に見える!」といい、
それ以外の人が
「んなわけあるかい!」
と反論していた、というのがこの言い伝えの実際なのでしょうか。
これ、そう見えていた人はこれまでにも相当いると思われ、
別に真新しい発見をしたと話ているのではなく、
自分なりに昔から聞いていたことが確認できて腑に落ちた、
ということを言いたかったのです。
みなさんはこういう状態の月、見た事がありますでしょうか。
もしなければ、今度満月をみる機会があったら、
ちょっとその影の形を気にしてみてください。
もしかしたら、そこには左を向いた兎がちょこんと座っているかもしれません^^
今回は、そんな月に関するちょっとしたことを
書かせていただきました。
ではでは~。