今週のお題「会いたい人」
今週のお題「会いたい人」で書かせていただきます。
自分が会いたいと思う人は、
一人……というか、何人かいます。
それは前職の肉体労働6年以上の間で、一緒に働いた人たちです。
一人は、自分と同じ持ち場で仕事に取り組んでくれた
バイトに来ていた当時40代くらいの男性、S本さん。
一人は、同期で入った２つほど年下のI田くん。
あと一人、その会社で成人前から定年まで勤め上げた（肉体労働でですよ）
T中さん。
特にT中さんは、古株であり厳しく、かつエネルギッシュな人でしたが、
自分にとってはいつしか『T中さん最後の弟子』と周囲に呼ばれたような、
初期から色々覚えるまで仕事を指導してくださった方で、
あの方がいなかったらその職場もそれまでのバイトと同じで
すぐやめていたかもしれなかったくらいです。
それにT中さんは、自分がある件で管理職とモメたときに、
多くを言わず自分のために詫びを入れてくれて事なきを得たということもあり、
本当、あの職場で納得のいくまで
（具体的に、以前の記事でも書きましたが、
自分は30まではひとつどころで勤め上げようと当初から考えていたので）
働けたのはあの方のおかげです。
T中さんが定年退職の日、
周囲の人に見送られて駐車場に行くとき、
みんなからの花束を持ってお見送りをして、それまでの感謝を述べたりもしました。
（泣いてませんよ！）
その後にしばらくしてから、
定年後に暇で身体がなまるからという理由で
嘱託として夜だけ仕事をしにいらしていましたが、
あれからもう10年以上、
T中さんも七十台だと思います。
うーん、お元気にされているのか……。
S本さんは同じ持ち場で奮闘した背中を預けられる出来る人で、
自分が退職する2年ほど前に都合でやめられたのですが、
自分の方が以前からその持ち場をやり続けて、
仕事の内容についてしきるところがあり、
S本さんが入ってきてしばらくのころに
仕事の内容について厳しい言葉を言ってしまったこともありました。
その点についてS本さんがやめるときに非礼をお詫びしたりもしたのですが、
その後、本職でお元気にされているだろうか……とこちらも気になります。
I田くんに関しては、彼は頭が異様にいいのですがサブカルの趣味人でした。
ゲームや漫画、アニメの話で自分とも話が合った子で、
プラベートで食事をしたり、他の友人も加えて旅行に行ったりもした人です。
若いですが細かい管理と実務の両方で優秀な人間でした。
自分がやめる頃もまだあの職場にいたのですが、
その後も続けているのか、それとも彼なりの仕事に就いたのか、
何にせよ、彼にはフレンドシップを感じていたので
がんばってより良くなっていることを願う次第です。
あとI田くん、当時不意にガラケーで見せてくれたデジ絵、
ばっさり不評な反応をしてしまったけど、
あれあとから考えたら君が描いたのを見せてくれたかもしれなかったのに、
まったく気づかず好きなことを言ってすまなかった！
今の仕事についてから思い返して（あれってもしかして……？）
と思って反省しました。
傷つけていたらゴメン。
と（仮定のことですが）この場を借りて当時のことを謝っておきます。
あと、バイトに来ていた当時高校生で受験生でもあった
N谷くんやK賀くん。
今はもう社会人となって久しい年齢でしょうが、
彼らもがんばる奴らだったので、どうしているか気になります。
うーん、みんなとプライベートでのつきあいというのがもっと続いてれば……
年賀状くらい送る習慣をするべきだったかと今頃になって思います。
もうちょうど10年前になる。
みんなどうしているか……。
運送会社だったんですよね。
現状、こんな状況になるとはまったく思わず、
ああいう職種の人たちが日々の肉体を酷使する業務内容以上に
厳しい状況にあることが気になります。
T中さんも、S本さんも、
（I田くんは今は分かりませんが）
今はもう運送関連の職場は離れているかもしれませんが、
当時に長距離トラックで九州や大阪、関東から走ってきていた人たちは、
今もまだその仕事をしているかもしれないし、
今一番の働き盛りでその仕事をしている人たちもいるでしょう。
そう考えると、当時かかわった長距離トラックのドライバーさんたちや、
今まさに渦中にある現役の方たち、
それに自分の関わって記憶に残っているT中さんたちが
現状を健康に乗り切ることを祈ります。
会いたい人たち、ということに思いをはせて、
そんなかつての職場という戦場の、戦友たちの健勝を思わされました。
あまり長くてもなんなので、今回の記事はこのくらいで。
ではでは～。
