1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「9月9日、重陽の節句に菊酒とシャレこみたい」

今日は五節句の一つ。“重陽節句”ですね。

どうも、じゅーしーです。

何気に時事ネタのエントリーが多いのは気にしない。

というか、普通でしょう。

趣味全開ブログですし。好きな要素で攻めますよ~。

昨日の十五夜の記事で少し触れましたが、

今回も「旧暦」がお話に絡んできます。

参考に昨日の記事を読まれるのも良いかもしれません。

はい。

まず「重陽節句」と言うくらいなので、この日は祝い事の日で、

同様に

お雛様で知られる「雛祭り」、

子供の日の「端午の節句」、

あとは「七夕の日」も挙げられますね。

五節句

人日(じんじつ)の節句 ⇒ 1月7日  七草粥を食べる

上巳(じょうし)の節句 ⇒ 3月3日  雛祭り

端午(たんご)の節句 ⇒ 5月5日  子供の日

七夕(しちせき)の節句 ⇒ 7月7日  七夕祭り

重陽(ちょうよう)の節句 ⇒ 9月9日  

これらは全て旧暦上での「日取り」を新暦の各日に祝っているのを、

皆さんは経験していること思います。

重陽節句も同様で、本来は旧暦での9月9日に催すべきもので、

今年は太陽暦カレンダーで 10月2日 が重陽節句となります。

じゅーしーは本来、あまりイベント事が得意ではないのですが、

CLAMP先生の「xxxHOLiC」のファンだったので、

作中で出てきた「重陽節句」の祝い方にちょっと粋なモノを感じてしまいました。

そういう点でのピックアップ、トピックスなのですが、

まあ、それはそれ。

マンガ「ホリック」

という訳で、ホリックの原作コミック19巻の1シーンを使って、

重陽節句についてご説明いたします。

本来、旧暦で祝う節句を、現在の暦で行う訳。

それは「この節句は数字にいみがある」からとされます。

本文セリフ抜粋

五節句は、中国の陰陽思想に基づいたものだ。

陰陽思想では奇数は陽の数で、

九は、奇数で最も大きい。

この、九が重なる日であることから

重陽」となったんだろうね。

極めの奇数である九の重なる月日は

陽の気が強すぎるため不吉とされて、

それを祓う行事として行われていたのが

この節句だ」

「それで

邪気を祓い、長寿を願って菊の花を飾ったり

菊の花びらを浮かべて酒を飲んだりして祝ったんですよね」

「その通り。

五節句はどれも奇数が重なる日が選ばれている。

一月だけは、元旦ではなく人日、

つまり七日になっているけれどね」

「元旦は、その日自体が祝われるからですか」

「またもやその通り」

どうでしょう。

重陽節句がどういうモノか、結構お分かりになりましたでしょうか。

作中では主人公が菊の花から菊酒を作って知人と呑んでいましたが、

これは現在も行われている風習です。

節句1

じゅーしーは未熟にして「菊酒」は呑んだことがないです(焦汗

今年は近場で手に入らなかったので、まあ、そのうちに試してみましょう。

また、関連して前日の9月8日は

菊の被綿(日本)

重陽の前日である9月8日の夜に菊の花を真綿で覆って夜露と香りを写し取り、翌朝にその綿で体や顔を拭う日本独自の風習。

wikipedia

なのだそうです。

ホリックでも「朝露付きの咲いている菊」を所望した主人公の四月一日

節句2

露のついている花とか、なんかいい雰囲気でそれだけで邪気を取り除けそうなかんじがするのは自分だけでしょうか。

なんて。

最後に現在ヤングマガジンで連載中のシリーズ続編、

xxxHOLic<戻>」をプッシュし、

連載再開記念に描いたファンアートを貼ってみます。

イラスト

ではでは。