1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「こち亀40年の歴史に幕!一ジャンプっ子としての想いを述べます」

皆さん、ご存知の方は既に御存知でしょう。

9月3日のTwitterNHKのニュースでも報じられた通り、

週刊少年ジャンプ誌上で最長連載記録を保持する大御所長寿マンガ、

こちら葛飾区亀有公園前派出所

こと、『こち亀』が

連載を終了するそうですね。

これには、さすがに『ニセコイ』『BEACHE』という

長期連載作が終了したばかりのこともあり、

自分も驚かされました。

どうしたジャンプまで!?今年ほんとどうなってるんだ!?と。

実に今年40周年でジャンプ本誌の今年の背表紙にも

両さんがなっていたわけですが、

色々節目の年に企画が持ち上がっているところに、

まさかの連載終了の発表。

これまでも、作中でこち亀最終回のネタはあったようですが、

今回は作者の秋本先生と編集者揃っての記者会見まで開いていることからも、

どうやら今回は本気のようですね。

その理由というのが、先生の体調的な理由ではなく、

丁度単行本が200巻に達する節目に綺麗に終わりたい、

というものだそうです。

実際はこの決断に結構悩んだようですね。

その辺も踏まえて、

じゅーしーとしてのこち亀完結に関しての感慨を、

例によってTwitterでだべっていたので、

それをまとめおきます。

……おっと、なんかアンチっぽい意見になってますね。

でも、正直な話をすると、

こち亀が好き」とはっきり言える読者ではなかったんですよね、自分。

周りには「面白い面白い」などの賞賛、賛辞の声がありつつ、

それに賛同せず、自分は内心「そうかな~、はんっ」

と思っていたりしました、実際。ここだけの話。今こその話。

しかし、どうもTwitterで情報を見てから、

もやもやしていましたね。

終わるなら終わるでいいけれど、

ジャンプっ子としてそのジャンプライフに寄り添ってきた

こち亀に、思う処があるようで……。

そんなカンジで、どうにかこち亀完結の自分の内での

おとしどころを見つけたようですね。

『BLEACHE』とも少し違う、歴史のあまりの長さが与える感慨でしょうか。

真から好きで読み続けていた訳ではないので、

SMAPの騒動のように国民感情的な見方になるわけですが、

それでも気になってしまったので、

こんなに時間を使ってぐだぐだ言っていたわけで……

執筆作業しろってカンジですね。座礼。

でも、最後にこんな気持ちになっていたりで、

自分のこち亀への好みはともかく、秋本先生は

プロの漫画家として第一線で連載し続けた、

創作マンとしての実力は、自分など及びもつかない点を差し引いて、

シンプルに畏怖と尊敬を覚える作家であると思います。

そこなんですね、要は。

長く作家活動を続けられている御仁がした決断。

40年続いた作品を畢らせることの重み。

ぺーぺーとはいえ創作の道に携わる端くれとして、

これが一大事に映らない訳がないのですよね。

歴史に立ち合う慄き……とかではないんですが、多分。

それが、自分にとってのこち亀終幕なようです。

取り敢えず今のところは。

取り敢えず、というのは、

今後この作品がのこっていった結果、

自分の漫画読みライフと創作勉強と執筆のうえで、

どうクロッシングしてくるかは解らないからです。

今は「好みじゃない」かもしれないけれど、

いずれ学ぶことがある作品になるかもしれない。

そういうことです。

こち亀が漫画史にのこる作品であるのは、

疑いようのないことなので、

またどこかで出逢ったならば、

その時は色濃く温めてくれればいいさ。

そんなことを考えたじゅーしーでした(。・ω・)ゞ

ではでは、

重ねて、少し早いですが、秋本先生おつかれさまでした。

そして、これからのジャンプにも幸あれ。