お久しぶりにワールドトリガーこと、ワートリの
ことをブログに書いてみます。
本当は普段からTwitterで連載最新話の感想と考察を書いているのですが、
まあ、たまにはブログにも載せましょうということで。
……単に原稿の進捗が少したるくなった気分転換の意味があるんですがね。
それは内緒で(;^ω^)
そんなわけで、
今月発売した最新コミックス12巻の感想を。
表紙は今回は那須さん。
おお……びゅーりふぉ♡
ボーダー内でも隠れファンがいるのも頷けます。
(個人的に熊谷ちゃんも好みですが///)
先に述べると、アニメの進度にきっちり沿うタイミングの内容に
なっている今巻。
コミックスを発売日(9月4日)に読むと、
先週放映されたアニメ44話の続きが読める仕組みになっていたんですね。
アニメ制作の進行の妙ですね!
で、12巻の内容の感想。
⇩⇩⇩
まず遊真VS鋼。遊真の仕掛けた意外性なんですが、グラスホッパーは単なる空中接地の足場ってだけでなく、むしろトランポリンみたいなバウンドする(乱反射をみるにもっと強力な)足場を任意に設置できるトリガーなのかな、と改めて読んで受け取れました。 #ワートリ
— hi_i_ro_乃風 (@t_ou_shi_ro_u14) 2015, 9月 5
他にはエネドラッドの証言を吟味している一連のシーンで、平時(本当の時は)白、瞳孔が黒いときは嘘っていう風に読み取れて、これまでもあったけれど今回は見比べが解り易くに、遊真のSEが犯罪性のシロとクロみたいに見極めているのが描かれていましたね。 #ワートリ
— hi_i_ro_乃風 (@t_ou_shi_ro_u14) 2015, 9月 5
そして現在の週刊連載で問題の「修の修行と成果」ですが、烏丸先輩。ちゃんと事前にこれまでの戦果を「下手に撃ち合わず(戦闘せず)状況を動かす事に専念したから」と言っていて、今回の撃破はそれを克服できていない練度で「戦闘」に比重を高めた結果の一端なるモノであるといえる。 #ワートリ
— hi_i_ro_乃風 (@t_ou_shi_ro_u14) 2015, 9月 5
ランク戦のフィールド状況の示唆もそうだし、大規模侵攻の鳩にしてもそうだけれど、事前に作中のキーファクターをフェアに提示しているんですよね、ワートリは。葦原先生の描き方は。こういう作劇というか「漫画」って、実は長期連載ではそうそうお目に掛かれない作品ですよね。 #ワートリ
— hi_i_ro_乃風 (@t_ou_shi_ro_u14) 2015, 9月 5
その意味じゃあ、やはり「鳩原未来」という名を持つ新キャラ(存在と写真でしか登場していない)の存在に殊更意味を感じない方が、ワートリを読んでいる者として在り得ない。彼女は今後、千佳と麟児周辺でも大きな意味を持つ存在になるだろうな。(もう沢山言われただろうけれど) #ワートリ
— hi_i_ro_乃風 (@t_ou_shi_ro_u14) 2015, 9月 5
@t_ou_shi_ro_u14 冗談です。女性への尊敬の念です。ボーダー隊員は荒事をしつつもジェントルメェンの集まりなのです。それも採用試験に通る適正、才能の一つなのです、きっと。
— hi_i_ro_乃風 (@t_ou_shi_ro_u14) 2015, 9月 5
他には、熊谷ちゃんが撃破された時の太刀川さんのセリフ。
「気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、
じゃあ負けた方の気持ちはしょぼかったのかって話になるだろ」
戦術や戦闘力という戦場で勝ち残る摂理とも言える要件で、
勝敗が決まるという、現実的でシビアな戦争が描かれるワートリ世界。
そこには気持ちが強ければ、という感情論や根性論が
入り込む余地がおそらくない。
その世界で、トリオン能力も戦闘技能も高いレヴェルで持ち合わせていない
持たざる者の修が、
戦い、のしがっていく為に使えるモノは、精神性
――くじけず、折られずに己の為すべきと決めたことを成すために、
彼独自の牙というモノを磨く、また同時に、
その不屈にして不退転の意志を持ち続ける事――
気持ちの強さで勝てる力をカタチにするしかない。
太刀川さんの言と、修の意志性。
これらがワートリにおいて相克のように
テーマと対峙する、立ち向かう、主人公の在り方を
陰影深く顕わしているシーンに受け取れました。
もう1個。
茜ちゃんを撃破した遊真の戦術について。
虚を突く、意外性のまさしく手だったわけですが、
ダメージを負っていた右腕を自ら切り捨てて、それを囮に使う。
これに茜ちゃんは引っ掛かってしまったわけですが、
このシーンは、いくら痛覚オフのトリオン体とはいえ、
片腕を自ら切断する遊真のクレバーというか、
シビアというか、思い切りがよいというか、
かつての木虎がみせた意志の強さとはまた違うような気もする、
遊真の豪胆さであり、己の躰へのある種の割り切りを感じて、
やっぱりぞっとするところのある子である。遊真は。
と感じさせられるシーンでした。
まあ、トリオン体なボーダー隊員にはこういう捨て身の戦術が
そこかしこで見受けれますから、
その一種ともいえますけれどね。
あとは、感想ではないのですが、
単行本発売前にTwetterで局地的に盛りあがった、
非公式のキャッチコピー大賞に自分がアゲたのも載せます。
彼岸と悲願と
#ワールドトリガー12巻キャッチコピー大賞
— hi_i_ro_乃風 (@t_ou_shi_ro_u14) 2015, 8月 24
即興なのですが、うまいカンジに韻を踏めてお気に入りです。
更にちょい。
地元の書店にワートリ1巻から10巻の、キャッチコピー大賞の帯版が並んでいましたので、パシャリです^^いやー、1年と少し前に5巻買った時は2,3冊しか入荷していない書店だったのですが、ローカルでもワートリ盛りあがってきて嬉しい限りです! pic.twitter.com/tr7XrsHOiw
— hi_i_ro_乃風 (@t_ou_shi_ro_u14) 2015, 6月 6
地元書店でのワートリ棚です。
上記のように、5巻くらいの時は入荷が新刊でも数冊で、
予約しないと買えないような書店だったのですが、
人気が出て嬉しいです!ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
さて、次巻は12月か~。
それまでには原稿を大体済ませられるカタチにしたいです!
というわけで、ではでは~。