今回は、過去の読書からチョイスして、
推敲したものを再掲させていただきます。
新訳版「海底二万里」
ジュール・ベルヌ作の海洋冒険ロマンで、
ある目的のために世界中の海を進む潜水艦での
ネモ船長たちノーチラス号のクルーと、
ノーチラス号に同乗することになったアロナックス教授たちの交流と、
海底での様々な冒険ドラマが描かれます。
各海洋を進む当時では(今でも?)高水準の潜水艦による海底世界一周。
さまざまな海洋生物も描かれ、壮大でした。
そして様々なドラマがあった。
アロナックス教授同様に、
その海底の魚たちや光景が脳裏に甦りますね。
今なら昔と違って図鑑を持っていなくても、
Google画像検索でさくさく海洋生物の姿を確認できるので、
楽しさ倍増です。
まだ未読の方はその楽しみ方があると思いますし、
久しぶりに再読される方にも今ならではのそうした楽しみ方もあると思います。
ノーチラス号での目的の航海、写真の家族に、ノーチラス号の同志、
そして同じ学者としての同乗人アロナックス教授への共感と繋がり。
そんなネモ船長の目的の結末は……、、、
本作は、最近では『新世紀エヴァンゲリオン』も完結した庵野監督の
90年代頃の作品『不思議の海のナディア』の原案原作になっていた小説で、
若い庵野エヴァファンには是非、『ナディア』を視聴すると共に、
この『海底二万里』も読んでみて欲しいと思います。
どっちを先に読んでも、見ても楽しさ倍増間違いなしなので^^
今回は、
そんなわけでエヴァの完結時期なのに少し合わせて、以前読んだ
ナディア原作『海底二万里』の読書感想、推敲再掲でした。
ではまた次の本の感想で。