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とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「竜の脅威に対しての勇者たち……。『ダイの大冒険』第22話視聴感想」


今回は、アニメ『ダイの大冒険』の
第22話の視聴感想を
書かせていただきます。

 

今回から新章に突入です。

 

今回からは
超竜軍団長のバランが動くように、
ドラゴンと、ダイの紋章の力の秘密、『竜の騎士』について
言及されていく章のようです。

 

アニメは旧作がこのバラン編のバランとの初戦で終了していましたが、
今回はその続きをアニメ放送することは
ほぼ決まっているようです。

 

旧作の続きに登場する
ラーハルトなどの竜騎将たちのキャストがもう発表されているからですね。

 

ただ、このまま3クール目へと継続するのか……
そこはまだ(慎重になるなら)4月直前にならないと断定はできません。

 

もしかしたら、竜騎将がでてきて台詞をしゃべったところで、
はい、一端ここまで、続きはしばらくおいて第2期に~、
ということも場合によってなくなはいのですから。
(そうならないでこのまま続投だとまだダイ新作アニメを見られて嬉しいですが、
しかしクオリティの面では少しインターバルを置くのも戦術上ありかとも思います)

 

そのバラン編の序盤は、
ダイとレオナが新たな武器を求めて
デパートのある商業の発達したベンガーナに向かいます。

 

ポップもぎり同行しますが、
その直前にマトリフにダイの紋章について話をして、
マトリフはその紋章が『竜の騎士』のものであると察します。
そして、これからダイに訪れるであろう壁について触れ、
ポップにその支えになるようにと、
餞別に結構いい魔法使いの装備をくれます。

 

ポップが気球のしたでレオナの批判を聴いていて
出て行ったのはアニメでの変更点でした。

 

このあとにドラゴンの襲撃がありますが、そこでここでの
ポップの考え方がリンクするのかもしれません。
口先ではなく行動で自分がどういう人間か示さなければ
レオナにも誰にも通じないとポップは考えたかもしれません。
だから、気球の時点で
(今は言わしとくしかない、
これから違うってとこを見せるんだ!)
と意を決して憤慨した普通の様子で二人の前に出て行ったとも考えられます。

 

その向かったベンガーナのデパート。
色々コミカルでしたね。
すらまんや少しブームは過ぎましたがタピオカ風の飲み物とか、
レオナのファッションショーも楽しかったです。
これは嵐の前の憩いといったところでしょうか。

 

新キャラ登場。

 

しかし、デパートの店員のバックにこのあと登場する二人が混じっていましたね。
ナバラとメルルの占い師の婆孫娘の新キャラですね。

 

ドラゴンキラーのオークションに躍起になるレオナに忠告をする辛辣なナバラですが、
メルルは結構良い子そうです。
実際、この直後に襲い来るドラゴンの被害から人を助けようとします。

 

そのメルルはナバラの一族の持つ力がナバラよりも強いようで、
ドラゴンとヒドラの襲来をいち早く感知します。

 

このメルルの目ですが、
新アニメは原作とは少し変えてきています。
それは、新アニメでも原作でも瞳孔自体は普通の人物と同じで、
けれど原作はハイライト、光沢が大きく描かれています。

 

これは、本来そこまで映らないモノがメルルの目には映り、
他の人の目には映らないモノが彼女の目には映る、
という演出だったのではと今は思います。

 

それが新アニメでは変更されて普通の(ハイライトの大きさの)目になったのは、
今の人たちはそこまで解釈せず、
簡単に「へんな目」でばっさりと判断して
不人気になることを配慮したのでは?と考えます。

 

 

ドラゴンの脅威に立ち向かうのは……。

 

そんなダイとレオナ、ポップは
メルルの予見した通りに襲撃してきたドラゴンの群れと戦うことに。

 

ここで、オークションしたドラゴンキラーを持っていても戦うこともしない人たちですが、
レオナは彼らを守るべく戦う決断をします。
ここでポップはレオナがただずばずばモノを言うだけの
気の強いわがまま御姫様ではないと見直し、
自分も汚名返上の機会と(前半の気球のくだりでも書きましたが)
戦いに出て行きます。

 

ダイも当然行こうとしますが、
購入した鎧が身動きが取りづらく、
窓から落下します。
それで鎧を身軽にして再度戦いに向かい出すのですが、

 

この辺にバラン編が表現されているように感じました。
重い身のうえのために落ちるダイが、
それを改めて再出発する……、

 

これは、その次に
メルルがドラゴンによって窮地に陥るのをダイが助けるシーンも
同様だと思います。

 

ナバラが「バカなこだよ……」と言うメルルは、
人間の本質が(一部は)身勝手で助けるに値しないのにもかかわらず、
人々を助けようとする娘なわけで、

 

これはバラン編のこのあとのダイの立場として描かれるわけです、
先に言ってしまうと
(原作未読の方はすみません。
可能性としてちょっとでもその辺が新アニメで
映像化されないことも考えられる時期なので、
少し焦りもあってさきについて書いています)

 

同じ『人間を助けようとする勇気ある者』が
ドラゴンの力の脅威にさらされ、
それを勇者が助ける……、

 

これはこのバラン編を前もってよく表していたと
今改めて思います。
まさにバラン編としてすばらしく巧くできた出だしと言えると思います。
三条陸先生の腕前を感じますね
(クロコダインに関してとか色々言われてはいるのですが)

 

そんなドラゴンの襲撃に勇者ダイが立ち向かうところで
次回へ。
次はダイの紋章の力とヒドラのパワー対パワーの戦いですが、
これを目の当たりにした(視聴者も含め)みながどう思うのか……、
そんなことも気にしながら次回へ。

 

今回は、そんなアニメ『ダイの大冒険』の第22話の視聴感想を
書かせていただきました。

 

ではでは~。