1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「素人ガンプラ制作記録・HGUCズゴックの改造工作⑥塗装~シタデルカラーでの全塗装①」


今回は、
ガンプラズゴックの改造記事の
続きを書かせていただきます。

 

シタデルカラー

 

これまではサフも塗料もラッカー系とエナメル系塗料の
スプレー塗装と一部筆塗だったのですが、
塗装後の臭いの問題から、
筆塗りをしてみようと思ってよさそうな塗料を探していました。

 

しかし、調べていると筆塗は
ムラになりやすく、
塗膜の関係などかなり難易度が高いという評判です……、
うーん、どうしたものか……と考えていました。

 

そんなとき、筆塗りの性能が良くて
当然臭いも気にならないという
海外のメーカーの
シタデルカラー』を
知りました。

 

けれど、これを使ってのガンプラの全塗装……、
この改造をしたのは2019年秋ですが(調べたのは同年夏ころ)
その当時はシタデルでガンプラ全塗装というのはあまり見かけませんでした。

 

(今もそんなあるとは思いませんが、
しかし少しは聞くようにもなったのかな?)

 

模型投稿サイトのMGでも、
1件だけまともにシタデルで全塗装したという
カスタムガンプラがあったくらいでした。

 

ですので、まあ結構事前にシタデルでの塗装について
調べました。
YouTubeでシタデルペイントの動画が海外のモデラーさん(プロ?)
によってアップされていて、
様々なタイプのメカやフィギュアの塗装例がありましたが、
そのなかに武装ヘリタイプのメカメカしい機体の筆での全塗装がありました。

 

こちらですが。


How to paint the Space Marine Stormhawk Interceptor.

 

結構な面積の機体の平面を筆塗しています。

 

この動画中では、
塗料の塗装中の扱い方や、
シタデルでの塗りの実際の筆使い、
水の加減、
などが見て取れて、

 

シェイドによる
ウオッシング効果や墨入れにあたる塗装があることも知れました。

 

うーん、これならなんとかやれるかな?
とゴーサインを出したのを記憶しています。

 

前置きが長くなりましたが、
実際の今回のズゴックのカスタムに際してのシタデルでの塗装を
書いていきます。

 

今回の色選び、お値段など。

 

自分は今回のズゴックの改造コンセプトが、
浜岸、砂辺での上陸阻止、揚陸部隊の機体ということで、
砂地のサンドカラーを想定していました。

 

そこから選んだシタデルの塗料の色は、

 

(こげ茶)⇒ベースカラー モーンファング・ブラウン MOURNFANG BROWN
(薄い茶色)⇒ベースカラー  ザンドゥリ・ダスト ZANDRI DUST
(金属色)⇒ベースカラー  リードベルチャ― Leadbelcher
(黒)⇒ベースカラー  アバドン・ブラック ABADDON BLACK

ベースカラー 各600円~ 

 

(白)⇒レイヤーカラー ホワイト・スカー White Scar
(銀色)⇒レイヤー ストームホスト・シルバー STORMHOST SILVER

 

(墨入れ用)⇒ シェイドカラー ナルン・オイル Nuln Oil

 

(ドライブラシ用)⇒ドライ ドーンストーン DAWNSTONE

サーフェイサー)⇒ケイオス・ブラック・スプレー(アンダーコート)/Chaos Black Spray
サーフェイサーは小計 : 1個 = 2,450円 (税込) 400ml

 

 

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あと、平筆と面相筆、ドライブラシ用に
ドライブラシS/S Dry

 

も購入。
ですが、Amazonなどで一か所でまとめてとはいきませんでした。
品薄だった時期でもあり、
ジャイアントホビーという模型通販ショップと楽天で時期をずらして揃えていった感じです。
今はどうでしょうか、
Amazonでだいたいは揃うかもしれません。

 

あと、今回は試しでもあったのと、
目的のカスタムの塗装メインだったので、
色数の多いセットでの購入はしませんでした。
金銭面の問題もありましたが。

 

というか、サフが高価ですね。

 

今での相場でいっても、Amazonでのサーフェイサー1000(徳用)は
170mlで600円台です。

シタデルは2.35倍の容量で、
価格は3.7倍なので、やはりシタデルのサフは割高です。

 

2450(円)÷400(ml)=6.125

660(円)÷170(ml)=3.88

6.125÷3.88=1.577

 

つまり、シタデルのサフは一般的な日本のラッカー系のサフよりも
1.5倍お値段が高いということですね。

 

このへんは、経済面に配慮するなら参考にしてもいいかもしれません。

 

ただ、このシタデルのサフ、
たいへん性能が高かったです。

 

まず、吹いた直後は臭いますが、
2~30分もせず臭いがしなくなりました。

 

ラッカー系のサフはあとに臭いがだいぶ残っていたので、
この違いは驚きました。

 

しかも乾燥も速い。
3時間くらいで様子を見たら、もう塗装できる状態でした。
もしかしたらドライヤーを併用すればもっと時短で
塗装に移れる代物なのかもしれません。

 

なので、今回はサフからの塗装がかなりスムーズでした。
このへんは特筆する点だと思います。重ねて言いますが値は張りますが。

 


長くなってしまったので、今回はいったんここらで。

 

次回もう1回使ってシタデルでの筆塗について
書かせていただきます。

 

紙パレットがどんなものか、水加減、筆塗の感触、
ガンプラ全塗装のベースカラー状態までなど、
お届けします。
興味ある方はお付き合いいただければ幸いです。

 

今回は、そんなガンプラカスタムの記事を
書かせていただきました。

 

ではでは~。