1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「騒音対策②引き戸の戸車を交換しました」

お題「これ買いました」

 


今回は、お題スロットから
お題「これ買いました」で
書かせていただきます。

 

画像はちょっと写真を撮らなかったのですが、
引き戸の戸車を交換するために、取り寄せました。

 

うちは祖父の家で古いので、
しかも結構ながく戸車を交換しなかったため、
だいぶガラガラとうるさく感じていました。
それで交換したのですが、
そのさいに古い戸車に刻印されている製造年をみると、
99年製でした。

 

戸車はおよそ6~8年ほどで寿命なようで、
もう20年モノ……そりゃうるさいわけです。

 

うーん、離れているあいだに交換したとかなかったのか……
ご近所も(あのうちの玄関うるさいわー)と思っていたことでしょう。
この場を借りてすみませんでした<(_ _)>

 

交換の手順

 

を追っていきましょう。

 

※一部の呼称は専門用語とは異なる場合もあるかもしれません。
その前提で、
ニュアンス的にあの箇所だな、などと受け取ってもらえれば幸いです。

 

1、古くなった戸車のサイズを調べるのに準備します。

 

用意する物

 

汚れ防止のために、汚れてもいい軍手
エプロン

 

プラスドライバー

マイナスドライバー
定規orノギス(百均の品でも十分)

 

雑巾orウエットティッシュ

 

サイズメモ用のスマホか紙のメモ帳、筆記用具

 

2、引き戸を扉の溝から外して、


扉を横にして壁に立てかけるなり、床に寝かすなりして、
下部の戸車をチェック。

 

戸車を下部溝から外します。
自分の場合、この際、マイナスドライバでテコのように引っ張り出しました。
(各人の引き戸の形状により異なると思いますが)

 

これが外れるようなら、(戸車をウエットティッシュなどで拭いてから)
定規かノギスでサイズを測ります。

 

調べる部位は、全体の


 

それと、内部の車輪の
直径

 

になります。

 

外れない場合はだいたいのサイズを測ります。
戸車がはまっている溝の幅サイズと、はまっていても横幅は分かるのでそれを測り、
定規を溝に差し入れてみて、深さで縦の長さをだいたいで測ると良いと思います。

 

3、戸車を必要な個数、購入します。

 

型番が刻印されていたり、製造会社の名前が分かれば、
それをネットで調べて同じ物を必要な個数、取り寄せたり、
取り扱っている店で買い求めると良いと思います。

 

自分は通販で取り寄せましたが、
戸車はホームセンターや、
東急ハンズなどでも取り扱っているようです。

 

ただ、私見ですが、
必ずしも狙った戸車があるとは限らないので、
通販の方が時間はかかりますが
狙った物を手に入れられるかもしれません。

 

そこはみなさんの状況とお好みで。

 

4、交換作業。

 

古い戸車を外して、溝を濡れ雑巾やウエットティッシュで拭いておきます。
長いあいだ放置してほこりやごみが詰まっていることでも、
嫌な音は鳴っていたかもです。

 

この際ですので戸車も新品なので、
溝と、つでに引き戸扉自体も拭いてキレイにしておきましょう^^

 

5、注意点

 

戸車はただ溝にはめるのではなく、
戸車の車輪(ローラー)の高さを調整します。

 

あまり出っ張らせると、引き戸をもとの状態に扉溝にはめるのが難しくなり、
また戸車の車輪と、扉溝との接触がわるくて嫌な音を立てたりもします。

 

他に、一つの引き戸には複数の戸車をはめるのですが、
その各戸車の車輪の出加減を同じにするようにしましょう。

 

でないと、引き戸が少しかたむいてはまり、がたがたとずれたり音を立てたりします。

 

戸車は、その内部の車輪の調整が地味に大切、と。

 

車輪の出具合の調整方法は、その製品によると思いますが、
自分は、プラスドライバーで横のネジを回してローラーを動かし、
位置を固定してネジをしめる、
でした。

 

どの戸車もそんなに調整がむずかしいということはないと思うので、
一度やってみてください^^

 

6、確認

 

引き戸下部溝に新品の戸車をはめて、
引き戸を元の状態に戻したら、
動きを確認します。

 

音は小さくなったか。
変な音はしないか。
ガタつかないか。
あとは、鍵がこれまで通りにかけられるか。

 

このどれも、戸車の車輪の高さを調整すればほぼ直ります。

 

 

7、事後調整

 

けれど、自分も感じたのですが、
これまで音を立てて、やや重い感じだった引き戸が、
戸車を交換することで、その開閉が軽く、スムーズになりました。

 

これにより、これまでよりも力がいらなくなりました。
でも、慣れないうちはこれまで通りの力で動かして、
勢いがでて扉を強くしめてしまう、ということもあるようです。

 

その結果、せっかくしっかりした引き戸も衝撃でずれが生じて、
少し高いキーという音を立てたり、鍵がかかりにくくなりました。

 

このため、再度引き戸を外して、戸車の調整を行いました。
結果、問題はなくなりましたので、
自分のウチのようにながらく戸車の交換をしていなかったご家庭は、
こういうケースもあると覚えておいて、

 

交換したあと扉の開閉に気をつけたり、
調整も必要なケースもある、と覚えておくと良いかもしれません。

 


以上が、自分が20年モノの戸車を交換した際のことでした。

 

さいきんは引き戸のご家庭も少ないと思いますが、
何かの参考になれば幸いです。

 

ではでは~。