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とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「ザボエラの奸計。一方、マァムが仲間になった!『ダイの大冒険』7話視聴感想」

 

少し遅くなりましたが、
アニメ『ダイの大冒険』の7話の視聴感想を
書かせていただきます。

 

魔弾銃の一撃は……。

 

クロコダインとダイの戦闘。
焼けつく息(ヒートブレス)で身動きのとれないダイに放たれた
マァムの魔弾銃の一撃は、
麻痺を回復するキアリクの呪文の弾だった。

 

これによって回復したダイは、
マァムのヒャダルコの魔弾銃で真空の斧の力を封じたのも助けて、
クロコダインに一撃を与えて撤退させる。
朝日が差す効果も助けての一撃でしたが、
ヒャダルコを込めたのはポップで、パーティ一丸となった戦果だったかもしれません。

 

しかし、ポップ自身にヒャド系を真空の斧めがけて放てと指示しなかったあたり、
マァムはポップの実力への信用が現時点、それほどでもないということかもしれません。
ポップはその戦術的な発想もなかったのもありますし、
より確実に自らの手で実行したのかもしれません。

 

それか、指示を出してクロコダインに気取られたら、
ポップの腕では真空の斧封じが不発になったかもしれません。
だからヒャド系をどこに放つかを打ち合わせをしない、
マァムが魔弾銃で撃つ、というながれになったのかもしれません。

 

このキアリクヒャダルコは、イントネーションが少し気になりましたね。

 

キアリクは「キア→リク↓」だと思ってたいのですが、
「キア↑リク↓」で、
ヒャダルコに関しては旧アニメの難波さんの演技が
「ヒャ↑ダ→ル・コッ!!」と特徴的だったのに対して、
割と平坦な発音でした。

 

新アニメのポップ役の豊永さんは難波さんの演技に寄せるところがあったので、
このヒャダルコはどうなるかと思っていたのですが、
まあ差別化ということで。

 

村でのひととき。

 

マァムのすすめで村に逗留することになるダイとポップは、
その村でマァムの母レイラと父がアバン先生のかつてのパーティメンバーだったと知ります。
前回のアバンの印で分かっていますが、マァムもまたアバンの使徒

 

……当然、アバン先生のことは言えないわけです。

 

幼いマァムとアバン先生のやり取りは名言が出ていましたね。
こちらは『ガンダムSEED』でラクスがキラに示した言葉にもなっていると言えます。

 

力だけでは正義はなせず、正義の心も力が伴わなければ意味はなさない、
という。

 

しかし、幼いマァムは4~5年ほど前なのですが、ずいぶん成長しましたね
(色々と)

 

先生の言葉は時を経てダイの心にも届いたようで、
ダイは少しでも強くなろうと長老に魔法を教わるために話しますね。
ここでダイは長老にだけは真実を語るのですが、
これをマァムは立ち聞きしていまい、ショックを受けてしまう。

 

ここからマァムの葛藤が始まります。

 

ダイの魔法の修行は、
二度目の成功は強引に手で投げるのではなく、
足で蹴っていました。
これは、昔は野球人気で火の玉投球的だったのが、
今はサッカーの方が人気があるのか、
ファイヤーシュート的な演出を加えたのかもしれません。

 

うーん、キッズにダイの人気を募っていくスタイルともとれて、
それは良い試みともとれます。

 

ポップはマァムの内面にも惚れていくようで、
そんな彼をダイがからかいますね。

 

ここで修学旅行みたいになっているのですが、
寝るぞと灯りを消す演出、
なんだか電気をパチッと消す音みたいだったのですが、
ダイのドラクエ世界は電灯はないはずですから、
少し違和感のあるシーンだったとも思います。

 

あと、ぱふぱふに関してのやりとりはカットですか。
これは本作のお色気はだいぶそういう方向みたいですね。
うーん、都条例……。

 

妖魔師団長ザボエラ

 

一方、ダイに手傷を負わされて荒れるクロコダインのもとに、
六大団長の一人、妖魔師団長のザボエラが現れて手助けを申し出る。

 

しかしその手段というのがどうも武人気質であるクロコダイン的に
納得できない様子。
ザボエラはデルムリン島でブラスじいちゃんにも接近していましたし、
なにやら卑怯作戦の匂いですね。

 

これを他の団長がどういうかな、と脅迫する手口にクロコダインは作戦に乗るのですが、
Twitterでも見たのですが、
だいたいの団長はそんなにクロコダインに否定的にならないと思われますよね。

 

ヒュンケルもバランもクロコダインの実力を買っていますし、
ハドラーにしても相手が手強かったのだと了承しそうですし、
バランに至ってはかばってくれそうです。

 

しかし、岩田光央さんのザボエラ、良いですね^^

 

マァムが仲間にくわわった!


そんなクロコダインの襲撃の気配のなか、
ロモス王のもとへ向かうために村を出発することにするダイとポップ。
そんな彼らをマァムはもどかしげに見送るのですが、

 

ダイたちがアバン先生の仇を討つために大魔王の軍勢と戦いに行くのに、
自分はそれについて行かない、
村を守らなければというジレンマ。
本当は一緒に戦いに行きたいところです。

 

それをマァムのお母さんと村人みんなが行くように応援してくれるあたり、
温かな村ですね。
でもこれ、この地域のクロコダインの軍勢を退ければ、
ある程度村の安全も保証されるわけで、
マァムもクロコダインとの戦いに参戦、打って出た方が実は有効とも思えます。
攻撃こそ最大の防御な訳ですし。

 

あとはまあ、よほどピンチのときは長老とのこっている男衆にがんばってもらいましょう。
レイラさんの回復魔法もありますし、
OPででてきた村のメンツのなかの、
太ましいご婦人ももしかしたらめん棒なんかの調理器具を武器にしてその豪腕をふるってくれそうです(笑

 

ロモス王国に向かうダイたちのもとにマァムが加わり、
パーティ結成ですね。

 

しかし、ダイが地図を読めないのは妥当かもしれないですね。
島育ちで本土で本格的に地図など使って移動したことはないでしょうし。
マァムがどんどん仕切って旅を進めてくれそうです。

 

本当は誰かを傷つけたくない優しさと、
でも必要とあらば力を行使するし、
無力となれば力も求める、
その割り切りと行動できるところ。
上記の優しさとこういうところなど、
マァムは本当にパーティのおふくろさん的なキャラがうまく表現されていると思います。

 

今回はこのくらいで。
次回は王城でのクロコダインの軍団との決戦のようです。
今度も見所は多そうです。

 

ではでは~。