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とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「ダイ修行途中にもかかわらず魔王襲来!『ダイの大冒険』4話視聴の感想」


今回は、アニメ『ダイの大冒険』の第4話の
視聴感想を書かせていただきます。

 

アバン先生との勇者になる修行は次なるステップへ。
先生がドラゴラムで変身した火竜と戦うダイ。

 

大地を斬る力任せの大地斬では鉄より固いドラゴンの皮膚を斬ることはできず、
火竜の炎の息に対抗できる呪文もない。

 

そこでダイが採った戦法は、
海を斬る海波斬を繰り出すこと。
海波斬は水や炎といった形の固形ではないモノを斬る技。
みごと海波斬によってドラゴンの炎の息を切り裂き、
アバン先生の変身したドラゴンに手傷を負わせることに成功したダイ。

 

この時のパプニカのナイフを頭上で円周させる動きは、
昔懐かしの円月殺法のオマージュですね。
原作当時はまだ時代劇人気もあったので、
認知度も高かったことと思います。
今の若い人は円月殺法といって分かるのでしょうか……(老人感)

 

ここで海波斬ができたのは、
アバン先生とポップがデルムリン島にやってきた直後のガーゴイルとの戦闘で、
すでにダイの剣がその片鱗を見せていたので、
この間の修行で成長した彼の剣速なら可能だ、という見込みがあったからだそうですね。

 

ぶっつけ本番で火竜との実戦のなかでやらせようというのですから、
アバン先生のスパルタと、ダイの秘めた力を見抜く眼力を感じます。
おちゃらけてとぼけた人なんですけれどね、表面は。

 

その表面があばかれて、ついに判明する(まだ登場2回目ですが)アバン先生の正体。

 

魔王、ハドラー襲来。

 

島の結界を破って侵入してきたかつての魔王、ハドラー。
彼が語るには、アバン先生こそかつて魔王を倒して世界に平和をもたらした勇者。

 

とぼけた人ですが、実はとんでもない大人物だったわけで。
しかし、魔王が復活していたということは先生も分かっていたことですが、
まさかかつての魔王が直々に、しかもこんな序盤にやってくるとは。
それに加えて、以前よりも肉体的にも魔力的にもパワーアップしている様子。

 

この理由、魔王を復活させたさらなる大物の魔族、
大魔王バーンの存在があるようですね。
むしろ、本作は魔王ハドラーがラスボスではなく、
大魔王バーンがラスボス。
ですから、アバン先生が言うように、ハドラーは使い魔であり、
いわば前座です。

 

このへんにハドラーの哀愁を感じますね。
今後彼はどんな風に新生魔王軍のなかで立ち回り、
最終的にどんなことになるのか。
原作未読の方はハドラーの今後にも注目してみると面白いかもしれません^^

 

ちなみに、ハドラー役の声優の関智一さん。
本話放送前の自ポストで書いたのですが、
関さんのハドラー役は、ガンダムSEEDイザークを低くしてドスをきかせた風に叫ぶとすると、
劣等感からの激情の叫びの多いハドラーには以外とはまり役だと感じていました。

 

それで実際に見てみると、
いいじゃないですか、関さんのハドラー!
ネット、SNSでも好感触だったようです。
良かった^^

 

バトルに関していうと、ベギラマが両者拳で打ち出すモーションが格好良いですね。
魔法戦がギラ系においてはベギラマだというのは、これはドラゴンクエスト1のオマージュであるようです。

 

このことについて思うのが、
アバン先生は1オマージュでありながらも、3の伝説回帰のポジションでもあるわけです。
だとしたら、ダイは2ポジションかというと、
これは魔王軍の強さと魔法のインフレ度合いが
いわゆるゲーム2週目のようなレベルの高さでひと味違います。
つまり、ダイの大冒険ダイの大冒険だといえるのではないでしょうか。

 

ドラゴンクエストを踏襲してながらもピンとして成立しているダイの大冒険
やはり面白くて偉大な作品です。

 

バトルに関しては、アバン先生が口のバトルも手練れだというのが面白いですね。
彼の知性が表れています。
もともと、技やアイテムなどの発明もする学者タイプなので、
その表れなのでしょうね。うまい描き方ですねφ(.. )メモシテオコウ

 

ダイの勇敢さとポップの実力を正しく分析して自分のやれることをやる
戦況を診る力。
ポップのこの様子は、見る人にはだいたいは臆病さに見えます。
実際、現時点はその割合は臆病の方が大きいのでしょう。
ただ、本当に臆病なら命おしさに一目散に逃げて戦おうしませんし、
魔法使いとなろうともしないはずです。
彼の本質はそう単純ではないのかもしれません。

 

今後もポップの様子を見守っていきたいですね。

 

そんなアバン先生VSハドラー。
奥義アバンストラッシュとイオナズンの激突は、
ややハドラーが上。
膝をつく先生とその窮地に介入するダイ。
けれどこれがハドラーの逆鱗にふれ、アバン先生はダイたちをかばって負傷してしまいます。

 

この窮地で次回は……?

 

今回の感想はこのくらいですが、

 

しかし次回のアバン先生VSハドラーの引きで少しネタを思いついてしまいました。

窮地のアバン先生が最後の奥の手で切り札である、ロール髪から放つ秘技。
四連装極大消滅呪文が火を噴いてハドラーが鼻水垂らすのが楽しみすぎます!

 

というネタイラストを描いてしまいました。

 

こちら。

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うーん、軽率に勢いで描いてしまいました。
全国のアバン先生ファンの方々に低頭平身。

 

今回はそんな第4話の感想でした。
しかし、ゴメちゃんがまあ可愛い。動きも声も^^

 

ではまた、できれば『ダイの大冒険』の感想で。

 

ではでは~。