今回は、アニメ『ダイの大冒険』の
第2話の視聴感想を書かせていただきます。
正直、長いシリーズになることは明白なので、
全話の感想を書けるとは思っておりませんが、
気楽に読んでいただければ幸いです。
レオナ姫との冒険の2話。
レオナ姫の儀式のために島を案内するダイですが、
ずけずけ言うくだけた話ぶりのレオナにダイは少し苦手意識が。
魔法のことで悩んでいる様子のダイに、
これはちょっと悪い事いったかな……、
と反省したのか、仲直りの印でもあるのでしょうか、
パプニカのナイフをダイにあげるレオナ。
結構いいこなんですよね、あんな話しぶりですが。
そのナイフでの魔のサソリ戦。
続くバロンのキラーマシン戦もですが、
ダイの身のこなし、体捌きと相手の弱点を見抜きそこを突く戦術眼、
そして目標を決めたなら迷わず実行する勇敢さ。
ブラスじいちゃんはダイを魔法使いにしたかったようですが、
その才能、適正は明らかに魔法使いのそれじゃないのですよね。
じいちゃん、悪い人(モンスター)ではないのですが、
どこの親にもある親のサガでしょうか。
道士としての自分の技術や知識を授ける弟子や後継者を求めていたのもあるかもしれませんね。
そのじいちゃん、ダイとキラーマシン戦を見守っていないで、
勝利条件のひとつである
『レオナにキアリーをかけろ!』を実行してください、
という感じです。
キラーマシン戦はバロンの顔芸と、
キラーマシンのさくさくと機動性の高い動き。
ダイのバギクロスとベギラマの映像も良かったですね^^
声の演技も良かったですし、
種﨑さんのダイはもう安心そうです。
その演技でいうと、
レオナの毒で消え入りそうな声。
早見さんの薄幸系ジングルがログインしそうです(笑)
けど、キラーマシンの触れ込みって、
『勇者を抹殺するために作られた』であって、
『勇者を抹殺した魔物』
ではないんですよね。
むしろ、かつての勇者パーティには
サクサクと退治されていた魔物だというのが実際で、
島の魔物は歯が立たなかったことからも確かに攻撃性は優秀なのですが、
しかしテムジンの見立ては少し甘かったのかもしれません。
前魔王軍との戦いの最盛期、おそらくテムジンは前線の人間ではなく、
バロンも幼かっただろうことが窺えるので、
キラーマシンの性能も実地で見たと言うよりも、
他聞したことで実際どれほどかは分かっていなかったのでしょう。
(だから地上最強とか言っちゃうわけだと……)
ダイの謎(?)の紋章の力で難戦を突破。
ああいう額に何かの力の印が出るのって、
原作当時は流行っていたのですよね。
インド系のチャクラや、第三の目みたいに、
オカルトカルチャーの隆盛期のはやりを取り入れていたのだと、
今は冷静に思います。
でも、厨二ハート的にかっこいいですよね、ああいうの^^
レオナとは仲良くなり、再開を誓ってわかれます。
儀式で誓いを立てていたレオナ……
その直後に結ばれるダイとレオナの手。
王族として民を守り導く使命を負ったレオナの、
これはそれを行っていく、その一歩かもしれません。
一方、街では魔物の群れが民衆を襲いだす。
この動きにとある先生と弟子は魔王の復活を察知し……。
次回は勇者の家庭教師。
アバン先生の登場です。
ラストでポップと一緒に少ししゃべっていましたが、
声の演技はそれほど違和感はありません。
櫻井さんのアバン先生とか、その手のファンには堪らないのではないでしょうか。
それであのくだけたキャラの台詞などはどんな感じになるか。
もっと彼らの特徴をつかんだシーンでの演技を楽しみにして
次回を待ちましょう。
今回は、そんな『ダイの大冒険』のアニメ第2話の視聴感想を
書かせていただきました。
いや、映像も他も今回もハイクオリティ。
ではでは~。