1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「感染者バッシングに関するTwitter漫画と、それつながりで思い浮かんだ小説」


今回は、タイトルにあるように
Twitterであった先日のポストからです。

 

こちら。

 

 

 

現在の感染症問題で、感染者やその疑いのある人間を叩いたり攻撃するのは
こういう理由で良くないのでは?
という漫画投稿でした。

これは同意なのですが、
これを見て自分は今読んでいた本のある一文が思い浮かびました。

 

f:id:itotetsu241046:20200811194517j:plain

 ASCII MEDIA WORKS電撃文庫新約とある魔術の禁書目録 16」鎌池和馬 より

現状での先を見越した在り方について

 

この引用文は、現状でのネガティブな言動の結果、先々どうなるか?
を示唆している面があります。

 

Twitter漫画の示唆する感染被害からの全滅以外にも、
こういう人たちによる『今』の自分たちの正義による攻撃、叩きの結果、
一時的に自分たちの思い通りにできても、
この騒ぎ(文中に則ると『異常事態』)が納まって元の秩序に戻ったときに、
彼らのしたことは周りから冷たい目でみられ、
彼らの方が「こういうことしてたよね?」と袋叩きにされかねない。

 

こういう危険もこうした行為には含まれているのではないか?
と自分はこのポストの漫画と、ちょうど今この小説を途中まで読んでいて思わされました。

 

自分のこの考え方はある種、希望的な見方ともいえるかもしれません。
例になっている感染疑惑者が無事で、叩く側も問題ないまま感染症問題が解決されたら、
そういう危険性が叩く側に生じてくるからやめるのが賢明ですよ、
という考え方なのだと思います。

 

でも、いつまでも解決しないと決めてかかって
色々なことをネガティブに考えてヤケになって
粗野で乱暴な言動にはしらない理性と冷静さは大切にしたいですね。
先のことは分からないのが実際ですが、
いざ解決したときにみんなが、
それまでの行いの悪さのある前科者のつるしあげ祭りになっても
それはそれで嫌ですからね。

 

現状の災禍に疲れてようやく過ぎ去ったところに、
渦中の戦犯裁判と復讐でさらに疲れて、自分の人生へのエネルギーが削がれて
しっちゃかめっちゃかとか、誰でも嫌だと思いますし。

 

先々のためにもエネルギー温存。

 

そのためにもあまりネガティブに考えすぎず、かつ理性的であることは大切で、
引用文中にもあるように、
精神衛生になる(その人なりの、かつ周囲に迷惑をかけない種類の)何かの
息抜き、気分転換、ストレス解消手段、リフレッシュ、娯楽といったモノが
大切なように思いました。

 

今できる対策について

 

以前、美容室で感染症関連の軽い世間話をした時に、
自分を担当してくれた若い女性の美容師さんが(世間話の振りもあるのでしょうけど)
「どうしたらいいんでしょうね~?」
と口にしていましたが、

 

そのときはあまり詳しい考え方を持ちませんでしたが、
今思うのは、

 

できる対策を怠らずに健康に気を使って、日々の各々の勤めを果たす他に、
感染症関連の情報が溢れていて、世間が自粛ムードでストレスがかかるので、
自分なりの息抜き、ストレス発散もしていくということも大切なように思います。

 

それと、これは他の方の知見ですが
変えられないことはあまり情報に触れすぎない、
という風にして、ストレスから自発的に距離をおく、
ということも大切なように思います。

 

感染症のあれこれというのは、市井の人間、一般人はもとより、
大多数の人にとって(医療関連者の大半も政治家も、大企業の社長、大金持ちも成功者も同様です)
自力でどうにかできることではない、変えられないことなのが現実なのです。

 

現状、その変えられないことの情報に自ら触れまくって、
(TVのワイドショーやニュースを見まくったり、新聞の感染症関連記事を毎日欠かさず読んだりして)
不安になって、それを紛らわすためや自衛として
買い占めや他者を叩いたり、世間の何かや政府を批判したりする人もそこそこの数存在します。
このネガティブなムーブの根っこには、
関連情報の摂取のしすぎからくる不安があるようです。

 

ですがそういう事をしていても互いにストレスがたまるだけです。

 

ただ、かといってまったく情報に触れないのでは状況も分からず、
変化する事態への対策がとれないのでは?
と思います。
そこに関してもある方は、
『ある程度の情報に触れて分かったら、それ以上は情報から距離をおく。
無闇に一日に何度も、毎日その情報に自分から触れにいかない』
ということが大切で、
不安やストレスの元になるのは確かだから、能動的に距離をとる、
これが現状のストレスを緩和して、日常を理性的に問題を軽減して生活する一助になる、
と書かれていました。

 

感染拡大とは少し違いますが、
現状であっても、
できるだけストレス少なく、自分なりの生活を楽しみたいのはみんな同じだと思いますので、
この考え方、対策も何か効果が期待できるかもしれません。

 

これは、この半年くらいの間にいくつか読んだ記事から記憶に残っている内容を書いているので、
引用元の記事はちょっと判りません。すみません。
けれど、この考え方などが現状の何かの参考になれば幸いです。

 

今回はそんな、Twitterのポストから広がった
現状の問題への対策、考え方について少し書かせていただきました。
(全然、専門家でもない素人なので、おこがましいと承知しながらも)

 

ではでは~。