新たな第8部の開幕。
今回は現代の日本東北の、4部と同地名の杜王町が舞台。
震災によりできた隆起した壁付近で裸の男性を助けた康穂は、
記憶を失っている彼が気にかかり素性について一緒に調べることに。
向かった先ではさっそく異常な生活の影が。
だがこれは果たして青年のことなのかは謎ななか、
彼らに早くもスタンド攻撃が加えられる。
女性の裸体描写や男性の局部など、
男女間の恋愛感情にウエイトが置かれそうな気配もあるが、
メインそうなのは彼の過去の謎なのだろう。
表紙絵は普通じゃない色の植物が覆い被さっていて、
不自然なヴェール、奇妙な秘密というのが8部の大きなテーマだと思わされる。
しかし1話の引きはたいへん独創的で興味をひかされた。
あれが2×2!
あと先生、上階の騒音に着想を得たのかな?環境音あるある。
ではまた次の本の感想で。