1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「読書感想『ワールドトリガー 21巻』葦原大介」

 

 B級ランク戦最終ラウンドを前に、
人を撃てない千佳が本当は撃てるのではないか? 
と迫るヒュース。
これを通して千佳ちゃんは自分の本心と向き合い、周りに支えられ少しずつ前進する。
もうね、この千佳ちゃんと玉狛先輩たちの遣り取りのシーンの鼻水度と言ったら……。

 

 同じく最終戦の準備で弓場隊について調べる修と遊真。
それぞれ味のある新キャラたちが登場。
トップランカーである二宮との対戦もあるなか、
弓場隊隊長、弓場さんも現在の順位に依らず強者で混戦と熾烈な戦いが予想される。

 

修たちも作戦を準備するが、
相手の熟練度が増すほどに作戦中は想定外の戦況になるケースが多く、
始めに用意した手はそのうちの何割かが使えれば御の字というのが
戦いのシビアな現実として描かれている。

 

 そんなラウンド8、
開始早々エースの一角ヒュースが多勢に囲まれ窮地に。
打開の千佳の一手もトノの値千金の柔軟な狙撃で阻まれ、戦況は玉狛第二にやや厳しい……
ここからどう試合は展開していくのか。続きが楽しみ。

 

 それとSQ編集部さま、
先生の体調に合わせての連載、
休むべきところでは休ませてくださってありがとうございます。
状況を判断して戦力を回せれば、
連載が続けば先生もワ民も相互に勝利です。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。