1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「10月の読書まとめ感想・海底の二万里先にある凍った涙の目録は撫子だよっ!」

はい。というあれで、もう11月です。

この月1のまとめ感想も今年いっぱいできればとやってきましたが、

あと2回ですね。

月日の経つのは速いですよね~。

 

そんなわけで、10月に読んでいた趣味本を。

 

海底二万里・下 

ジュール・ヴェルヌ 訳・渋谷豊

とある魔術の禁書目録16   鎌池和馬

新機動戦記ガンダムW

フローズン・ティアドロップ10 隅沢克之

撫物語   西尾維新

 

というラインナップになっておりますが、

どうも9月からのガンプラ熱で、

しっかり読もうという意識が薄かった月に感じていたりしました。

 

うーん、そこらへんは兼ね合いというか、バランスですよね。

読書をして文章力をつけたいのもあり、

今にわかにマイブームの趣味事に手を出したいのもあり……。

 

では、感想を行ってみましょうヽ( ´∀‘)ノうふふ♪.

 

 

 

ノーチラス号とネモ艦長、アロナックス教授の結末は……。

 

 

 

※一部ツイッタでの感想つぶやき。

 

新訳版「海底二万里」上下巻読了。

海底世界一周。壮大でした。そして様々なドラマがあった。

アロナックス教授同様に脳裏に甦りますね。

アトランティスや巨大タコに南極の極限状態。

そして、ラストにノーチラス号は海中に消え、

それ以後果たしてネモ艦長のヴァンジュールは終わったのか。

など、余韻をのこす終わり方となりました。

 

ノーチラス号の技術の出所などは謎のままなのですが、

これはこれで神秘であり、割と気にしなくてもいいとも思えました。

トータルでいうと、満足な読書でした。

 

しかし、ネモ艦長は謎に包まれた人物だったけれど、

そのキャラ造形はしっかりしていたと感じました。

 

写真の家族に、ノーチラス号の同志、

そして同じ学者としての同乗人アロナックス教授への共感と繋がり。

艦長はそれらを守りたいと思いながら失い続ける星の人だったのではないかと感じる。

 

ちなみに、アロナックス教授はことあるごとに

「ネモ艦長は私たちの前に姿をみせなかった」

といっていて、ネモ艦長を気にしまくっているんですよ。

この二人って実は仲がいいというか、

ちょっともうおふたり相思相愛的じゃね?とさえ感じました。

教授が女性なパロとかあってもいいんじゃないかと(殴

 

あと、今秋に海底二万里が再び映画クランクインするそうで、

あの海洋冒険が現在の技術でどう映像化するのか、これは視てみたいですね。

読み進めながら作中の海生物をぐぐる画像で視ていたんですが、

美麗ありグロ有のあの海の生き物たちをどこまで描くのか、興味深いですねえ。

 

そして、伝説はナディアへと受け継がれる……。

 

 

恋する乙女はヴァイオレンス!

 

 

 

14のアビニョンのエピソードで、

天草式の五和ちゃんは、控えめ穏やか貴重な普通系乙女だな~

(そこまで書いていない)

といっていたじゅーしーですが、

いやはや、今巻を読んでみると、これも引っ込めざるを得ませんね。

 

家事スキルとかはまだいいんですが、

上条さんの右腕を切り落とそうとするアックアに

再戦を挑むことを決意した後の五和はもう……、

 

鬼や!山姥がおるで!!

的でしたね。

 

フリウリスピアにコーティングを繰り返し繰り返し施して、

研磨し、研磨しそれを1500回ほど繰り返し戦いに望んだんですよ、

五和さんは。

 

1500回て!!

 

山姥が人肉を切り裂き、喰らうために

包丁をしゅりしゅりと昏い想いで研いでいるがごとしですよ!

正直、恋する上条さんのために、軽く度を越していますw

 

普通の女の子の五和ちゃんはいずこ……。

 

そんなアックア戦は、女教皇の神裂も参戦。

 

その戦いの過程で、

彼女の『才能ある者である聖人』故の上から『護ってやろう』

という姿勢での他との繋がり方も、変化が顕れますね。

 

天草式の面々は、神裂を慕っているのですが、

けれど、その才能差から距離を置かれていることを

寂しく思っていたわけで、

神裂が彼ら天草式に助けを求めたことは、

本当に待ち焦がれた、恐れなど何も気にならなくなる

無上の喜びだったんだな、と感じました。

 

そして、天草式の総出と、土壇場で駆け付けた彼によって、

最強の敵のアックアは撃破。

 

しかし、続巻の表紙絵を見るに、

アックアはしぶとく生き残っているのかな?

 

まあ、今後の展開をじっくり読んで行きましょう。

 

今後といえば、上条さん

「あんたが記憶喪失だって、知ってるのよ!」

と告げてしまった美琴ちゃんの今後も気になります。

 

ラブモードに突入してしまうのか!?

 

あと、今年はとある無印を全巻読破しよう、

という目標を掲げていたわけですが、

あと2か月を切り、のこりの巻数を考えると、

年内の読破はキツイようです。

 

まあ、こういうこともありますね。

月2冊ペースを守れなかったからで、当然の帰結

ここは仕方なしとしましょう。

読み進めるのは継続なんですがね。

 

 

ガンダム系が四足歩行獣型に変形!デュオの激闘!

 

 

 

 

ヴァンの駆る黒いウイングゼロとの交戦。

その最中、

ヒイロに再ダウンロードするために必要なメモリーのひとつを、

五飛とワーロックが握っていることで、

デュオはウイングゼロを相手取りながら、

絶対に敗北が許されない戦いとなる。

 

そこで、ファザーはワーロックの奥の手をデュオに許可する。

ガンダム系が四足獣型に変形!

ガイアくらいしか知らないんですが、まさかWでとは。

 

これは、ワーロックガンプラキット化された時に

ちゃんと再現されるのか、少し見物です。

あの悪魔の翼をもつデスサイズ系ガンダムがですからね。

 

今巻は、デュオとカトリーヌの駆るフェンリル

黒いウイングゼロの戦闘の苛烈さも見所なのですが、

個人的にようやく登場したノインが印象にのこっています。

 

人間とは、否定と肯定の狭間を去来してこそ、

生きていると言える。

 

そうですよねえ、と妙に肯かされました。

本作も節々で名言が出てきますが、

このノインの台詞は、特に好きなモノとなりました。

 

さて、あと3巻。どうなることやら。読み進めていきましょう。

 

 

相変わらず見事な伏線回収の小説構成です。

 

 

 

その印象を、読んでいてやはり感じましたね。

西尾先生は、推理小説書きでもあるので、

この辺、伏線の蒔き方と回収の書き方が、

本当に見事なんですよね。

この辺、少しでも自分が書くときに意識したいです。

 

全体を通しては、

各所で過去とは違う人間的な面を発揮する撫子ちゃんは、

引きこもっていても成長したな~、と感じましまた。

 

なにより、最後の1体に対して諭してやれるようになった彼女……。

撫子ちゃん……。

 

エピローグで忍にも確認をしていましたが、

もう「ただ可愛いだけの女の子」じゃあないよ!

まだ発展途上だけれど、少しおねえさんになったよ、撫子ちゃん!

 

そんな、千石撫子の少し前に進みだすエピソードでした。

斧乃木ちゃんの気遣いでとはいえ、ちゃっかり職のクチもみつけてたりw

 

 

 

いうわけで、以上です。

 

最近は、ガンプラ熱で少し読書量が減っていますが、

それでも今回でどうにか、

今年の読書目標の年50冊を達成しました!

(※趣味本のみであり、

実際にはながしよみした仕事資料本が別にあっての数字です)

 

週1~10日に1冊ペースでも、

継続すると地味にこの冊数を達成できるんですよね。

読んでいる人にとっては、

それほどでもない数字かもしれないのですが、

まあ自分なりに、です。

 

では、次回11月分の読書感想で。

やヴぁい、全然読んでない……(;´Д`)