1046ワークス24口

とーしろさんの趣味よもやま話の通用口。

「劇場版『魔法少女まどかマギカ』3作視聴しました!」

随分前からTwitterなのでイラストや

フォロワーさんの考察などを目にして、

気にはなっていた作品でした。

 

なので、10月頃よろレンタルでTVシリーズ

全話視てみたのですよ。

 

その流れで、劇場版も視聴してみました。

 

まどかマギカ

 ©Magica Quartet/Aniplex Movie Project Rebellion

 

しかし、視ていると、

希望に満ちているだけの魔法少女ではない、

マミさんを始め、シビアで過酷な道をたどる魔法少女たち。

 

これに対してじゅーしーとしては、

こういう心が寒くなる物語も刺激にはなって、

視てみただけの価値は感じました。

 

しかし、これをベタ褒めする人の感性とは、

正直、相容れませんね。

 

温い話が好みである、という訳ではなく。

 

無論、TVシリーズのラストは、

まどかによって、過酷な終末を迎える魔法少女たちに

救済が与えられ、

この物語はきゅうべえが語るように、

希望と絶望の相転移の物語であり、

 

創作物としてのその壮大なスガタは感銘を受けます。

 

ただ、視ていて途中で辛さがあるのを、

肯定的にしないと見続けられない、

(それを評価点とする視聴者もいる)

というのは、

趣味が悪いように感じて、

シンプルに好みではないのですよね。

 

まあ、人気作につきまとう、

良かれ悪しかれ、ですかね。

 

じゅーしーも、『叛逆の物語』まで視てみて、

 

つまらない、

 

という評価は下していないのですしね。

 

というか、

クソみたいな世の中の摂理を書き変える、

というシーンがあることが、

作者の創作的鬱屈を感じて、

そっちの方が、

個人的に評価できます。

 

個々人の懊悩などを書くモノにぶつけるのは、

基本ですからね。

 

内容について触れると、

 

マミさんが可愛かったです。

「叛逆」で

彼女のメンタリティがよく咀嚼できました。

 

そして圧巻の

ほむらちゃんVSマミさんの乱舞銃撃戦!!!

 

これはマジで久しぶりに血が滾るアクションシーンでした。

 

このバトルだけで「まどマギ」を視始めた

自分の時間がナニモノかに昇華されたようです!

(大げさかな)

 

ほむらちゃんがまどかのために

きゅうべえの企みに抗うのは、

まあ、あれだけ繰り返しをしたほむらちゃんなら

説得力がありますが、

 

もはやヤンでるのでは、ほむほむ。

 

その様も美しいけれどな!

 

 

ラストは円環の理の一部をもぎとったほむらちゃんが

構築した世界で日常が送られるわけですが、

 

これはもうひと波乱あるのでしょうかね、この作品は。

 

こんな感想ですが、

内容に込められているファクターによっては、

あまり突っ込んで思考する気にならないのですよね。

 

これが、シンプルに「好み」の差なのだということです。

 

重ね重ね、評価は出来る創作物だけれど、好みではない。

でも、視たことで得るモノがあたったことが、

この記事を書こうと思った動機です。

 

そういう作品に出会えたことには、素直に感謝を。

 

 

ではでは。